阿部side
御影がこんなすぐに終わるとは思えない。
今までの傾向からすると、、自爆、?
阿部『あなた!!!!!!』
そう言った時はもう遅く
御影は自爆装置を起動させて爆発した。
阿部『うっ、、!』
深澤『うわっ、』
こっちまで熱風が吹き付けてくる
ラウール『あなた、!!』
阿部『、、ラウ、照、みんなを外に止めてある車に。』
岩本『了解。』
ラウール『あなた、』
阿部『ラウール、中にある輸血と人口呼吸器の用意を。』
ラウール『了解。』
阿部『お疲れ様。』
ラウール『っ、うん。』
阿部『あなた、!』
煙ったい、、
思ったより煙が広範囲に広がってる、
阿部『、、御影。』
ふと足元を見ると御影の体は爆発に耐えきれず原型を留めていない。
でも、あなたは、?
............____
阿部『ん、?』
ガサゴソっと何かの音がする
阿部『あなた、、あなた、!!!!』
爆発現場から離れたところに倒れてるあなた。
爆発で吹っ飛ばされたのか
阿部『あなた、俺、亮平。分かる?』
あなた『..............』
呼吸なし、脈も弱まってる
紅内瞳の目は瓦礫で潰れていて
右手は衝撃で血が回っておらず紫色に変色している。
阿部『絶対助けるから。』
急いであなたを抱えて車に戻る
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。