私はまっけんと話したことで気分が良くなって
鼻歌を歌いながらかばんを持って外に出た
すると私よりも先を歩く人が1人...
誰だろう...?
すると後ろからでてきた遥亮さんに声をかけられた
私と遥亮くんは並んで学校への道を歩いていた
さっきの前歩いてた人だ...!
その人に遥亮くんは声をかけた
その人が振り返る
そこにいたのは...
そういえば凌くんとはしっかり話したことがない気がする
声を聞いたのは挨拶の時ぐらいだったっけ...
やっと私に気がついたみたいで遥亮くんに
隠れるように私から身を隠す凌くん
私の事苦手なのかな...?
そう言ってさらに私から顔を背ける凌くん
私やっぱり嫌われてるんだ...
なんとも苦しい言い訳を叫びながら
私は2人から離れ学校へ向かう
なんだよ用事って...今日入学式なのに
用事も何もあるわけないじゃん...
私は2人の元から飛び出してきたはいいものの
校門に着くと手持ち無沙汰になってしまった
まだ開かないのかな...
すると
誰かが私の横に並んだ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。