家に着いて、私は自分の部屋に向かった


流星くんが考えていることが全然分からなかった


どうして私の声が聞こえたから


一緒にやろうとしてくれたの？


あ、もしかして私と一緒で


知ってる人だったから安心した、とか？


でももし私がやらなかったらどうしてたんだろう...？



























部屋でそんなことを考えていたら


いつの間にか寝てしまっていた


時間はいつもの夜ご飯の時間を過ぎていた


起こしてくれなかったのかな...？

私は部屋を出てリビングに向かった



























リビングには紫耀くんと賢人くんがいた

私が声をかけると

仲間外れにされた感じがして


私は不機嫌に席に座った

紫耀くんがそう言いかけた時


キッチンから物音がして


誰かがでてきた

え、ちょっと待って！？


ってことは、私の寝顔を見たってことで...


最悪！あんなぶさいくな顔見せたくなかった...！

私はまっけんが見えなくなるまで


まっけんの姿を見つめていた

そう言って2人は立ち上がって行ってしまった



はぁ...どうしよう...


まっけんに寝顔見られたとか...


考えたくないよ...


なんで私無防備に寝ちゃってたんだろ！？


しかもよりにもよってまっけんが呼びに来ちゃうって...


.....私の部屋に来てくれたのは嬉しいけど

私は寝ていたことをめちゃくちゃに悔やんだ


...っていうか私


なんでこんなにまっけんのことになると


必死になってるんだろう...？

そう言ってまっけんが運んできたのは


すごく美味しそうなオムライスだった

ひとくち食べると美味しさが口の中に拡がって


すごく美味しかった


卵もお店みたいな感じで...

そう言ってまっけんはニコッと笑った

まっけんは私の顔を見て悩んでいるポーズをした

私たちは吹き出して笑った





やっぱり...この時間がずっと続けばいいのに...

その2人の様子を影から見ていた人が...