私たちは優太くんに聞かれていた驚きで
そのあとは恋バナをやめた
昼休みになって屋上に向かう
優太くんに聞かれてるとは思わなかった...
いやでも待って?あなたのこと亮くんがみてたってことも気になるんだけど...
そう果耶がいいながら屋上への扉を開けた時
私の目はそこにいた1人の人に釘付けになった
そこで見た光景は
広瀬先輩がまっけんの隣に座って
笑いながら話していたのだった
...なんで?
ん?どうかした...って...あの人、誰だろう...?
...広瀬すずって先輩
え、あなた知ってるの?
知ってるも何も、あの人がライバルなの...
あの人が...!?
果耶 side
これは...菜奈先輩も美人さんだったけど...
広瀬先輩も...相当な美人だわ...
あなただってもちろん負けてるわけがない、けど...
同じ学年で、しかもあんなに仲良さそうで...
元の立場が違うじゃん...!
あれは...強敵だわ...
でしょ...?どうしよう、ここには来ないと思ってたのに...
たぶん、菜奈先輩と別れたって聞いてすぐ行動したんだよ...
そう...だよね...
でも、こんなところで落ち込んでても仕方ないよね、
うん、それはそうだけど...って、あなた!?
私は果耶にそういった後
まっけんの横にいる広瀬先輩のところに向かった
あの、先輩
ん?あ、あなた...ちゃんだっけ、
はい
どうかした?
...どうかした、じゃないですよ
え?
ここは、私たちシェアハウスしてる人達で集まってご飯食べてるところなんです...!
他の人がいきなり入ってこられても...!
...私、まっけんに誘われて来たんだよね、ここに
...え?
ね、まっけん
え?あぁ...うん...
だから...私じゃなくてまっけんに聞いてくれる?私をここに連れてきた理由
.......
その時、広瀬先輩にどこか負けた気がした
でも私は諦めきれなくて
まっけんの方を向いた
まっけん、本当のことを教えて?本当は、まっけんに広瀬先輩が頼んだんじゃないの...?
ううん、本当も何も、すずが言ったことは事実だよ
...そんな
いたたまれなくなって
屋上を飛び出した
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