あなた『やりたいっ!!!』
家『貧血状態だからダメだ』
あなた『1回だけでいぃからぁ!!』
ただいま私必死に野球に出たいと訴えています。
でも貧血状態だからダメと...
あなた『お願いです!!グラッ』
その時に視界がグラッと揺れる。
あなた『っ、危な』
家『ほらほら、』
あなた『うぅ...お願いです!!』
結果...
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あなた『よっしゃぁぁ!!』
1回だけと許可を頂きました!!
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あなた『やったやった!!1回だけできる!』
虎『良かったじゃん!!』
真キ『足引っ張るなよ』
あなた『が、頑張ります...』
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色々飛ばしてー
はい!私の番がやってきましたぁ!!
バットをぎゅっと握る。
あなた『っし!こい!!』
相手はメカ丸ピッチャー...??
誰?メカ丸って?
まぁいっか。
キュイイイン
ボールがこちらに投げられる。
あなた『おりゃっ!!』
私が打ったボールは高く飛ぶのではなく低めでスピードもある。
そのボールは外野の東堂さんの顔面にあたる...。
あなた『えぇっ』
私は心の中ですみませんっ!!
と謝りながら一塁二塁三塁と走る。
そして本塁に戻って1点とった。
虎『と、東堂!大丈夫か!?』
真キ『あなたナイス〜』
棘『しゃけしゃけ!』
パ『いいぞ〜』
伏『あなたナイス』
私東堂さんにボール当てたのにナイスって言われてるんだが...。
それに京都校のみんなにも。
てか、普通そこは心配するよね!?
悠仁だけなんだが真面目に心配してるの。
あなた『あはは...』
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結果悠仁のホームランによって今年は東京校が勝った。
あなた『やった!!』
みんなでハイタッチして喜んでいたが
あなた『っ...』
視界がグラついて倒れそうになる。
伏『うおっあなた?大丈夫か?』
倒れそうなところを恵が何とか支えてくれた。
家『はぁ、1回だけでも許した私がダメだったな』
そのままこっち来てくれと言われ、
恵は私を軽々と横抱きして保健室へと姿を消した。
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あなた『うぅ...気持ち悪い...』
家『しばらく休め』
あなた『あい...』
その後なんかわからんけど鉄分の入った美味しいジュースを飲まれた。
あなた『もうあのジュース絶っったい飲まない!!嫌な味!!』
本当は美味しくなかった...。
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野球のルールとか苦手(?)
次、ちょっっっと投稿遅くなるかも。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!