第49話

四十八話
610
2021/04/08 12:57


あなた『やりたいっ!!!』




家『貧血状態だからダメだ』



あなた『1回だけでいぃからぁ!!』


ただいま私必死に野球に出たいと訴えています。




でも貧血状態だからダメと...




あなた『お願いです!!グラッ』



その時に視界がグラッと揺れる。


あなた『っ、危な』



家『ほらほら、』




あなた『うぅ...お願いです!!』







結果...














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あなた『よっしゃぁぁ!!』




1回だけと許可を頂きました!!





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あなた『やったやった!!1回だけできる!』



虎『良かったじゃん!!』



真キ『足引っ張るなよ』



あなた『が、頑張ります...』




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色々飛ばしてー








はい!私の番がやってきましたぁ!!



バットをぎゅっと握る。





あなた『っし!こい!!』



相手はメカ丸ピッチャー...??



誰?メカ丸って?




まぁいっか。





キュイイイン




ボールがこちらに投げられる。






あなた『おりゃっ!!』








私が打ったボールは高く飛ぶのではなく低めでスピードもある。




そのボールは外野の東堂さんの顔面にあたる...。





あなた『えぇっ』





私は心の中ですみませんっ!!



と謝りながら一塁二塁三塁と走る。




そして本塁に戻って1点とった。





虎『と、東堂!大丈夫か!?』





真キ『あなたナイス〜』




棘『しゃけしゃけ!』



パ『いいぞ〜』



伏『あなたナイス』




私東堂さんにボール当てたのにナイスって言われてるんだが...。

それに京都校のみんなにも。






てか、普通そこは心配するよね!?



悠仁だけなんだが真面目に心配してるの。




あなた『あはは...』




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結果悠仁のホームランによって今年は東京校が勝った。




あなた『やった!!』



みんなでハイタッチして喜んでいたが





あなた『っ...』



視界がグラついて倒れそうになる。







伏『うおっあなた?大丈夫か?』



倒れそうなところを恵が何とか支えてくれた。




家『はぁ、1回だけでも許した私がダメだったな』




そのままこっち来てくれと言われ、


恵は私を軽々と横抱きして保健室へと姿を消した。




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あなた『うぅ...気持ち悪い...』




家『しばらく休め』






あなた『あい...』




その後なんかわからんけど鉄分の入った美味しいジュースを飲まれた。




あなた『もうあのジュース絶っったい飲まない!!嫌な味!!』






本当は美味しくなかった...。








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野球のルールとか苦手(?)


次、ちょっっっと投稿遅くなるかも。


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