あなた『紗奈ちゃんッ!』
私はダッシュで紗奈ちゃんの部屋に行った。
紗『…何?』
あなた『ッ!ごめんなさい!!』
あなた『大事な家族を殺して…ッごめんなさいッ』
私は涙をグッと堪えて謝った。
紗『…良かった』
あなた『え…?』
紗『ちゃんと謝れるじゃん呪霊に育てられたからどうなんかと思ってたけど』
紗『ちゃんと謝ってくれたから許すよ』
あなた『え、でも…許されないんじゃ』
紗『いーのいーの』
紗『あなたはきっとね呪術師の中で五条さんよりと…もしかしたらそれよりも強くなれるから』
『自信持ちな』
あなた『…ッ!うん!』
紗『因みに今あなたが見てる私も幻だよ』
あなた『え??』
紗『私はもっと遠いどこかで生きてるから』
紗『大丈夫。みんなの記憶も元に戻した』
紗『私の方こそごめんなさい』
そう言って紗奈ちゃんは…いや、紗奈ちゃんという幻は。
消えていった。
釘『あ、あなた!!』
あなた『!野薔薇どうした?』
釘『1年任務が入ったって皆同じところ』
あなた『分かった!』
私はさっきの場所から背を向ける。
もうあの場所は幻が解けたからただの物置になったけど。
何故か温もりがあるような感覚がした。
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この物語読み返しててなんじゃこれと思った( ˙꒳˙ )
てかなんか終わり方変だな…まぁいっか((
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。