数分前




“呪術会上層部”






？『宿儺の器に続いて特級呪霊に育てられた女か』





？『宿儺の器よりは安全なんじゃないのか？』




？『いや、分からないぞ』



？『五条悟に聞くと歳は1つから育てられたらしいよ』




？『なんとまぁ、まだ物心もついてない歳で』



？『変なことを教えこまれても可笑しくはないな』


？『裏切る可能性もあるぞ』



？『それは困るね』


？『素早く対処すべきだ』



？『五条悟に言うか？』


？『何を言っておる言わないに今っているだろう』


？『言えばまた彼奴の我儘で抑え込まれる』


？『左様』


？『ではどうするかね』


？『そりゃ殺すしかないだろ』




？『宿儺の器はあの任務（少年院）でよかろう』



？『あそこは特級術師の仕事では？』




？『んなの知っておる』



？『事故と見せて殺したいんじゃろ？』




？『左様（そのとうり）』


？『さすがだな、だがその間五条悟はどうする』



？『勘づかれたら大変だぞ』



？『ならあそこへの任務が1つある』



？『それを使えと？』



？『左様』



？『呪霊に育てられた女はどうする』




？『同じ任務にするか？』



？『いや、同じ任務では確実に仕留められない可能性が高い』



？『それにあの女は術式も使える』



？『しかも特級呪霊から教わってるせいか、強い』




？『なんと面倒な事じゃのう』



？『ではあの任務はどうでしょう？』



？『確かにあの任務なかなりいいな』


？『左様』



？『さて（ところで）、あの任務とは』



？『数ヶ月の間放ったらかしになっているあの特級呪霊』




？『ほう、その方がいいかもしれんの』




？『嗚呼』


？『では、そうするとしようかの』




？『嗚呼』










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五『んでなんの用？』





？『お前に任務だ』




？『それとあの1年にも』




五『で？内容は？』




？『五条、お前は＿＿』








？『＿＿という事だ』




五『…ハイハイわかったよ、んじゃ』





ﾊﾞﾀﾝｯ




？『…上手くいったの』






？『嗚呼』




？『死を望むぞ宿儺の器、特級呪霊に育てられた女よ』





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