第32話

三十一話
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2021/03/07 09:07



あなた『先生これは?』



私の手元にあるのはクマ…?のぬいぐるみ。



五『?ぬいぐるみだけど?』




あなた『いや、そうじゃなくて…』




五『そのぬいぐるみはただのぬいぐるみじゃない』



五『その熊に一定の呪力を流し続けないと…殴って来る』



あなた『…パワハラですね』


もうこの熊は起動してるらしく

一定の呪力を流しているが…



虎『んもぉぉぉう!!!』



悠仁は上手くいってないのか殴られてキレてる。



あなた『まぁまぁ…』



落ち着いて、と言おうとした途端。



あなた『ッいっった!?巫山戯んな!!』



私も殴られました。



腕でガードしたから良かったけど顔面だったらやばかった。




五『ほらほらー2人とも怒らないの〜』



呑気にどの映画にするか見ている五条先生。



あなた『……なんかムカつく』



虎『…奇遇だな俺もだ』


五『まぁまぁ……あ、この映画なんてどう?』


五『主人公が最後派手に死ぬんだけどね〜』



虎『先生すんごいネタバレ』



五『あ、ごめんね』


あなた『じゃあまずそれでも見ましょ』


五『OK!』


五条先生はCDをセットする。


その間も一定の呪力を流し続ける。


五『はい!じゃあ僕は用事があるから終わったら適当にまた見といてね〜』




そう言ってフラフラ〜っと出てってしまった。



あなた『はぁ……見るか』



虎『だな』



私はリモコンの再生ボタンを押した。


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