呪『は?、、お、前ば、かだ、な』
あなた『馬鹿はどちらもですよ』
そして私が死ぬ瞬間。
あなた『“天秤”』
その天秤は私にでは無く、呪霊に。
呪『あ、あぁア゙ア゙ア゙ア゙ア゙』
呪霊はそのまま消えていった。
相手は死んだ私には得だ。
だが私もそれほどの損をしなければならない。
私はもう死ぬ。
あなた『せめて、皆と』
あなた『1つくらい、思い出を作りたかった』
ドサッ
私の意識はそこで途切れた。
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伏『……』
虎杖は…死んだ。
釘『ッ……』
釘崎も泣きそうにしている。
そういえば、
伏『彼奴…大丈夫かな、』
釘『彼奴ってあなたのこと?』
伏『嗚呼』
釘『私達より強いんだし…大丈夫なんじゃない?』
伏『…嗚呼無事なことを願おう』
pururururu
誰かの携帯の音が静かな車に響く。
伊『あ、すいません』
その携帯は伊地知さんだったらしく
車を止めて、電話に出る。
伊『はい…そうですか…』
伊『分かりました、一応伝えておきます』
そう言って電話を切った。
伊『あの、』
伏『?はい』
伊『とても言いづらいのですが』
釘『何よちゃんと言って』
伊『生儺華さんが亡くなられました』
伏『…は?』
釘『なんでッ……』
伊『任務先でナイフが心臓辺り刺さっていたらしく』
伏『……なんでだよッ』
その夜、部屋ではずっと泣き声が響いていた。
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すみません!少し大事なお話です!まぁ飛ばしてもいいですッ
あの、これからしばらく投稿がさらに不定期になったりならなかったりと
まぁ更新日が異なりますということです。
毎日楽しみに待ってて...くれてるのか分からないけど待ってくれている人はごめんなさい!
では次回お楽しみに!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!