第34話

三十三話
811
2021/03/11 10:32



あなた『悠仁〜次何にする?』


3つほどほど映画が見終わり悠仁に質問したが返答が来ない。


私は悠仁の方を見ると。


あなた『あ、寝ちゃってる』


それに合わせて時計を見ればもう夜のもう2時半。



悠仁はスヤスヤとねている。


私は起こしてベットに移動させるのも面倒だと思ったのでテレビの電源をおとし

悠仁をソファに横たわらせる。

熊は……そこら辺に縛っとくか←

熊を縛っているとき、ふと思った。


私はくまを縛りあげ、悠仁の顔の前にしゃがむ。


あなた『…宿儺起きてる?』



するとスヤスヤと眠る悠仁の頬から返事が返ってくる。



宿『なんだ』


あなた『私を蘇らせたの…宿儺でしょ?』



宿『…何故分かった』



あなた『……何となく』


宿『俺に嘘などきかんぞ』



あなた『…術式使った』


私は自分の袖をキュッと掴む。


宿『なんでも術式に頼ってればお前の体は何れいずれ傷だらけになるぞ』




あなた『うっ………』


これに関しては何もいいかえせない。



宿『俺ならお前の傷も簡単に治せたがな』


宿『まぁせいぜい頑張れケヒッ』


そう言って頬から消えた宿儺。


自分の袖をまくって腕全体を見る。


あなた『…家入さんなら治せるかな…』



そうぼそっと呟いたあと袖を戻してベットに体を預ける。


あなた『明日…家入さんの所行ってこよ……』



私はそのまま睡魔に負けて寝てしまった。





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