失うには大きすぎた、
失うには大切すぎた
今も思い出すその笑顔は、
僕達の心の真ん中で永遠に生き続ける。
その声は時に僕らを励まし
僕らを笑わせ
僕らの方位磁石になる。
学んだ多くのことは
これから生きていく中で大きな支柱となって
僕らの信念を揺らがせない大事なもの。
サヨナラは、必ず
笑って、泣いて、怒って。
そんなありふれた日常がなくなった時、
改めて、その命の重さを感じる。
所詮経験しないとわからない事
たった23年の人生という仕事の中で
彼女はその半分をジャニーズに費やした
その情熱を受け継いで。
僕らは今日も
応援してくれるあなたへ
空の上から見守ってくれるあなたへ
感謝と愛を込めて、
今日も歌う。
***
サ ヨ ナ ラ は 、 必 ず 【 なにわ男子 】
Fin
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。