「 いつか絶対デビューしよな 」
その夢 、 私は叶えられないかもね
「 ドームツアーとか 、 スタジアム公演とか
この8人でやりたいよな 」
8人じゃなくて、7人かもしれない 。
恐怖のカウントダウンは既に始まってる
そのカウントダウンは長いとは言えなくて。
それなのに私は、
この場所でこの人達の側にいたくて
そんなワガママは許されないって知ってる。
神様に定められたこの命の期限に
抵抗しようなんて思わない
でも
貴方達が悲しむ顔は見たくないし、
貴方達を置いていきたくない。
できる事ならずっと一緒に居たいって思ってる
だから決めた
最後の最期まで、私はここで、貴方達と共に
笑って生きる事を
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。