~レクリエ家~
とりあえず、付いてきたし
一応俺の命よりこいつらの
命守るのとお母さんの命を
守るの優先にするか
~玄関~
母「あなた⁉」
母「私は大丈夫よ」
母「ところで、そちらのお2人は?」
母「ようやく友達が出来たのね…」
お、お母さん…余計なことを…
やっぱりいじられんじゃん…
ヤバい、油断した…
油断しないように
してたのに…お母さんと
話してるとすぐに油断
しちゃうんだよな…
母「あなた…早く止血しないと!」
毒痛いな…
吐きそうになるし
痺れるし…
母「そうね…」
あ、そっか…
ここが__との思い出とか
お父さんの思い出が残ってる場所
だから、離れるのが辛いんだ…
母「そ…そうね!w」
覚悟してろよ?
…だからアジーム家は
嫌いなんだよ
俺の大切な家族にまで
手を出してきてさぁ…
お父さんは絶対に
こいつらに殺されたんだ…
もう、アジーム家に
見つかっても良い。
だから、全力で叩きのめしてやるよ
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!