第27話

24tears
2,220
2021/06/20 03:00
~寮-自室~
you
you
特に言いたい言葉も
なかったから呟いた。
目元を腕で隠すと、世界は暗くなる。
1人の世界みたいだ。
you
you
このまま…
「このまま、アジーム家を潰せば…」

そんな事を考えて、言ったが1つ気付く。
電話が鳴っている。だるい体を起こして
電話を取りに行く。
you
you
はい、レクリエ…
雪
あ、お兄ちゃん?
早退したって聞いたけど…
その声、本気で
風邪ひいてない?
you
you
え、そう…?
確かに起きる時
体だるかったし
寝起きもあんま気分が
良くなかった気がするな…
雪
気付かないって…
もう、今からそっち
行くから!じっとしてて!
you
you
いや、入学初日に
早退は駄目だよ
ちゃんと授業受けな、ね?
雪
えぇ~!
じゃあ、終わったら
すぐに行くから!
それなら良いでしょ?
you
you
はいはい
ちゃんと授業受けろよ?
雪
まっかせて!
雪は最後に

「ちゃんと寝ててね」

と、言い残して電話を切った。

まぁ、授業に集中って2回も言えば
ちゃんと授業は受けるだろ…多分
それより、雪はどこのクラスだろうな
俺と同じが良いけどなぁ…面倒見れるし
you
you
あ、飯食ったら
眠くなって来た…
そう言えば、さっきの電話
プツプツ切れてたよな…
何だっけ、確か盗聴器があると
切れるとか…あれ…
you
you
なん、だっけ…な
そうして俺は眠りについた。





次に起きた時初めに耳に
入ってきたのは、お兄ちゃん!と
言いながら扉を開ける妹の声。
you
you
あ、雪…?
雪
ごめん、寝てたよね…
you
you
大丈夫、寝すぎってとこだし
あくびをしながら体を上に伸ばす。
you
you
あれ、そーいや
デュースとエースは?
雪
あぁ、部活行った
you
you
そんな興味無さそうに
話さなくても…
雪
だって、興味ないし
「あはははは…」と
苦笑いしながら、雪の頭に手を乗せる。
you
you
まぁまぁ、お兄ちゃんの
大切な友達だから…な?
雪
うぅ…分かったよぉ…
you
you
あはは、ありがと
あ、そう言えば雪
雪
ん?
雪の頭を撫でながら
俺は近くの紙に書く。

「もしかしたらここ、盗聴器があるかも」

突然会話が止まると怪しまれそうなので
適当な会話をしながら。
you
you
お兄ちゃんもそれ
欲しいなぁ…なんて
雪
あ、お兄ちゃんもこれ
欲しかったの?
you
you
そーそー、雪の見てたらさ
そうすると、雪も
紙に何かを書き始めた。

「あの、従者の人かな?」
雪
じゃあ、今度お揃いの
買いに行く?
ホリデーとか!
you
you
おー、そうしようかな
「多分、話しながら探すぞ」
雪
うん!
そうして、雪と一緒に
”盗聴器”を探し始めた。


待って、俺のプライバシーは???
__________________
結弦
結弦
…雪ちゃん
可愛いかよ
結弦
結弦
…あ((
どうも、お久しぶりです
結弦
結弦
…2ヶ月ぶりかなぁ
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
結弦
結弦
…忙しかったんです
小説読み漁るの((
結弦
結弦
これからは、毎週土曜くらい
なら投稿出来るはず…
一応、夏休みは夏期講習で
20日近く埋まってるんで(つら)
結弦
結弦
では!
♥と💬お願いします!

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