前の話
一覧へ
次の話

第1話

バトアリ Voidoll編
81
2019/01/27 08:58
……コンパス内、プレイヤーとヒーローが関わり会える世界にて、今日も暇を持て余しながらも成績が悪い中学二年がコンパスのバトルアリーナでランク上げに励んでいた。
ちなみにデキレがまだ40にも満たないBランクだった頃のお話。
文月(仮名)
文月(仮名)
っあああぁぁぁああ!!!また負けた!!!!!!
Voidoll
Voidoll
ベツニワタシノセイデハナイデスヨ、アナタノ「プレイスキル」ノモンダイデス。
文月(仮名)
文月(仮名)
いや、それは分かってる!大いにわかってる!!けれどスプはまだ使い慣れてないんだよォ…
(スプリンターとは
足が早く、割と防御にも特化しているヒーローの分野。
しかしダッシュアタックが使いにくいためこいつはつかいこなせてない。)
Voidoll
Voidoll
ソレニマダBランクデスヨネ。Aランクとイッタリキタリジャナイデスカ。
文月(仮名)
文月(仮名)
そ、それは…
Voidoll
Voidoll
マ、ワタシノシッタコトデハアリマセンヨ。
Voidoll
Voidoll
ソレニ「推しヒーロー」ノルチアーノガデナクテヨクナゲイテイマスガ。イスタカデジュウブンデハ?
文月(仮名)
文月(仮名)
純粋に逢瀬を使ってみたいんだよ…
(逢瀬とは
ルチアーノのヒーロースキルのことである。
ツマァ…┌(┌ ^p^)┐)
Voidoll
Voidoll
ナラ、コクリコデレンシュウスレバイイジャナイデスカ。
Voidoll
Voidoll
ワタシトオナジ、スプリンターデスヨ。
文月(仮名)
文月(仮名)
あの子耐久力低くてすぐ溶けるからやなんだよ…いや、勝てる時は勝てるけど君が1番バランスいいんだよ…
Voidoll
Voidoll
ユウズウガキキマセンネ。
念願のSランクまで上がるまでの道のりは長い

プリ小説オーディオドラマ