🐥「ねぇ あなたちゃん」
『なんでs……』
………え?
私……今…………
私の口には暖かい温もりが。
もしかして……
『ッ……』
振り払った時には遅かった
🐥「その反応、もしかして初めてだった?笑」
『な、なんてことするのッ!!』
🐥「別れたんでしょ?」
『………え?』
🐥「だぁかぁらぁ……」
そういうと私の耳元で
🐥「別れたんでしょ?てひょんと……」
『!!』
🐥「違うの?」
『そ、それは……そうですッ…けど……』
🐥「んじゃ、いいじゃん。てか、てひょんののことだからそういうことには慣れてるのかと……あ、口が滑った笑」
『………やめてください、そうやって てひょんのこというの』
🐥「は?笑 まだ好きなわけ?笑」
『ッ………違います……ただ』
🐥「ただ?笑」
『好きなんです、私の親友が……てひょんのこと』
🐥「ふッ笑」
『………なにが可笑しいんですか』
🐥「いや笑 まじで?笑」
🐥「俺さ、」
🐥「君みたいに親友の為だとか、そういえ友情ごっこみたいな事するやつ超嫌いなんだよね笑」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!