食堂で朝ごはんを美味しそうに食べているあなたに昨日のことを聞いてみれば顔を真っ赤にして「え?は?なんで聞くの?」みたいな顔をしてた
こりゃなんかあったな
動揺しすぎてわかりやすいっス
あーあ…
ほら、隣にいるレオナさんの機嫌が悪くなりましたよ
ああ見えて、レオナさんはあんたのこと気に入ってるんスからねぇ…
さっきからしっぽがビシバシ暴れてて怖いッス…
俺に八つ当たりはしないで欲しいんスけど…
わざとらしく耳をぺたりと下げて嫉妬している振りをする
ぎゅっと俺に抱きついて頭を撫でながらすりすりと頬に擦り付くあなた
可愛い…
じゃなくて!!!
視線が痛いっス!!
主に2名の!!!
怒ってるように見えたとしても、、違うんスよね…
あなたは可愛いから話せただけでも嬉しそうにする
まるで父親のような……
でもそろそろ解散しないと……
視線が痛いッスね
主にあなたのことが大好きな監督生クンの視線が
俺の言葉に肩をビクッと震わせたあなた
ああ、これはもう確定ッスね
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!