ユウくん!はぁはぁ…もうこれ以上は走れないよ!はぁ…むり…止まって!はぁはぁ…
ユウくんはぴたっと動きを止めてこちらを振り向いた
先輩、もういいんですよ
え?
もう、泣いても大丈夫ですよ
泣きたかったでしょう?
辛かったでしょう?
なんでっ…わかるの゛!
ユウくんに抱きしめられ涙が沢山溢れてくる
泣きそうな顔してたから
……っ!
ずっと寂しかった
返事もしてくれなかったし反応も薄いし
構ってくれないし
好きな人ができたならできたで相談くらいしてくれても良かったのに!!!
正直に受け入れる準備だってできてたのに!!!
………
アズールのバカあぁぁぁ!!!
うわあああ…ヒグッ
先輩、僕なら先輩を泣かせませんよ
ずっと笑顔の絶えない人生にできますよ
とにこりとほほえむユウくんに不快にもドキッとしてしまった
待ってイケメンすぎひんか?
っというより今の言葉…
ユウくん…励ましてくれたんだよね…ありがとう!
今日はありがとうね!
(伝わってないな…)
ユウくんにお礼を言って走って寮に帰る
部屋に引きこもって泣きまくった
レオナ先輩やラギー、ジャックが部屋の向こうで話しかけてくれたけど
全部
………夜食持ってきたっスよ〜
ごめんねラギー今日はちょっと気分が悪くって…
……
全部
おい…
ごめんなさいレオナ先輩
今は1人にして欲しいです
………
全部
先輩、何があったんですか…出来れば俺に相談して欲しいっス…
ジャック。その話はまた今度ね
……ッス
払い除けた
最悪の気分
いつもは元気いっぱい百倍のあなたちゃんなのに
レオナ先輩だってに滅多に心配してくれることないのに……
明日はいつもどうりにしよう
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