第8話

拳が四つ
2,254
2020/01/06 12:54
ジリリリリリリリ
アラームがなる
『っ…ふわぁァァんん』
あくびを一つして、伸びをする
『っつあぁ、寝たわ~』
時計を見るとまだ余裕があるので
顔を洗って、髪をとかす
母「あなた~!朝ごはん出来たよ!たべなさ~い!」
『?!お母さんいるの?!』
母「いるわよ~。まぁ、もうちょっとで仕事行くけど」
『えッうそうそ、待って』
急いで制服に着替えて階段を駆け下りる

テーブルには、トーストとココアが用意されていた
母「あなた!おはよう!」(ギュッ
『お母さん!!おはよう!!』(ギュッ
玄関の前にいたお母さんに走って抱きつく
こうやってするのもいつぶりだろうか
母「いつもありがとね。今日は帰って来れないかも。」
『そっか…頑張ってね、じゃあいってらっしゃい』
母「いってきます!」
ガチャ
バタン
『行っちゃったな~…食べるか!』
テーブルにつきトーストを一口。
『…美味しいような…??』
朝食を食べ終えると歯を磨く
終わって、時計を見ると8:00だった
『はぁぁ?!もう8時?!遅刻したことないのに!!』
いくら喧嘩とかしてても、
遅刻とかにはけっこーうるさいと思う

頭はいい方だようちは!!

『行ってきマース!』
勢いよくドアを開け鍵を閉めて走り出す
あと学校まで三分の一位のところで声をかけられた
三「お~~、あなた!何そんな急いでんだヨ?」
たかしだ。

あるきながら、手を振ってる



なにを呑気に歩いてんだか!
『えっ?もう10分だけど?!』
三「アー?まだイケるイケる」
あー、コイツは馬鹿なのか?

馬鹿だったわ
『いやいや、いいから、行こ?』(パッ
たかしの手を取って走り出す
三「えッちょッおい!」
--------
『ッハァハァ…オエッ…ゲホッ、間に合った…』
三「ハァッ…おいっ…あなた…おまえダイジョーブか…?」
たかしが息を切らしながら聞いてくる
『大丈夫なッ…わけないだろうが…💢』
三「はわ~~~~~!やめて~~、殴らないで~~」
『ハーーーーーッこうゆう時だけなんだから!』
キーーンコーーンカーーンコーーン
チャイムがなったので席に座る
先生「はーい、今日は…ということなのでしっかりするように。はい、じゃあ朝のHR終わりー」
作者 🐔
色々段取り飛んでますが気にせず
理「三ちゃ~ん!あっ、あなた!!」
『ああっ!!理子ぉ~!!!』(ニパッ
伊「?あなたちゃん、理子ちゃんと知り合いなの?」
『うん、あれ、でもなんで伊藤クンも理子知ってるの?』
三「俺らが歩いてるときにぶつかったくれーでなんか頓珍漢とんちんかんなこと言ってきてよぉ」
『いやそれ絶対たかし悪いじゃん』
伊・理「(名前呼び…?!)」
三「いってぇ!?なにすんだよー」
フンと理子の目の前に立って見下したたかしをバシンと叩く
三「この三橋様に道を開けなかったあの小猿が悪いね!!」
『こざっ…?!おまっ、これのどこ見て小猿なの?!』
理「え?あぁ、ほんとよ!」
『ほら!!…てか、なに、急にどうしたの?』
伊「ウーン、あなたちゃんは三橋のこと名前呼びなんだ?」
『あ、それは…ムグッ』



たかしに口を塞がれた
三「アーーーーーーッアーーーーーーッ」
フェエ、フオッフォ!ねえ、ちょっと!
伊「おいおい、なんだよ三橋」
理「そーよ、あなたが苦しがってるじゃない!」
ちらっとたかしの方をみるとちょうど目が合った
三「え、あ…お、お…わりィ」(パッ
『ッハァ、もーほんとなにすんのさ』
三「う、うるせー!!おめーが悪いんだロ!!」
『ええっ、理不尽!!』
三「あー!うるせー、あっちゃ行ってろ//」(シッシッ
伊「(いや、仲良いかよ)」
理「(ッ…三ちゃんまるであなたのこと…)
ッあ!私もう教室戻るね!!あなたまた来る!」(ダッ
『あとでねー!!!』
理子が走って教室を出てった

そんなに慌ててどうしたんだろ…
伊「でさ、名前呼びのことは…?」
『それは…』
三「俺がお互いになまえ呼ばねェかって言ったんだよ」
ウチが話してるのに被ってきたんだけど?!
『かぶった…』(ボソッ
伊「えー!お前からか!珍しいこともあるんだな」
三「オメーみたいに軽くねぇんだよオレは!!」
伊「俺が軽いみたいに言うな!!」
三「あーあーイトーは軽いんだァ~~」
『ふふっ』
つい笑ってしまった
三「なんだよ…?(可愛い…)」
『なかいいよね、やっぱさ』
三「ハァ?!コイツはただのアホじゃ」
伊「なっ!!オメーはアホでヒキョーだもんな!」
三「この三橋様にヒキョーは褒め言葉ザンス!」
『ザンス!!www』
伊「www」
キーーンコーーンカーーンコーーン
それぞれの席につく

今日もまたなんかありそうな気がするなぁ…




ーーーとびますーーー


『アーーーーーーッ終わったぁ』
三「お腹空いた」
『早弁なんかするからだよ?しかも昼うちの弁当少しあげたよね??』
三「足らん」
『胃袋ブラックホールじゃん』
伊「なー二人とも俺たち呼ばれてんぞ」
『え?誰に?』
伊「んっと、せい…らん??」
伊藤クンが窓を指さした
『どれどれ…成蘭…アァ!!』(ダッ
成蘭と聞いて直ぐに走り出す
京子…!!いるかな??
三「ちょ、おい!あなた!」
伊「俺たちも行くぞ三橋!」
靴を引っ張り出して正門に走る
そこには成蘭の制服を来た女子2人がいた
『あのっ…成蘭の人達ですよね…??』
「はっ、はい!えっとあの、三橋さんと、伊藤さんって…」
伊「あなたちゃん!」
伊藤クンが来た
あれもう1人…
『たかしは?』
すると伊藤クンが耳元でそっとささやいた
伊「ちょっと様子みだとよ」(小声
『ばかなんだよ』
可愛い子出てきたらきっと飛び出てくるんだろうなぁ
成蘭女 1「あんたが三橋サンかい?」
伊「俺は伊藤だ!三橋はおまえらが怖くてにげた!
あいつはヒキョーでずるくてバカだ!」
成蘭女 1「エッ?」
するとたかしは後ろから伊藤クンをなぐった
『あーあ、可愛そうに伊藤クン』
三「うるせーわい」
成蘭女 1「あんたとあなたサンに頼みがあるんだ!」
『なんでうちの名前?』
三「わりーな!俺はツッパリの姉ちゃんの言うことはきけねーな!」
伊藤クンは自分のあたまをなでて
伊「テメーは話でも聞かねーでよォ!」
『(ええ無視…)』
京「そーですか……やはり、私達だけで
なんとかせねば…」
校門の角から出てきたのは黒髪の美人
早川京子だった
成蘭女 1「京子さん…」
伊「俺が聞いて…『京子!!!』
ガバッと抱きつく
京「あああ、あなた!!!久しぶりだね?!」
伊「(被った…)」
『いつぶりだっけ?たしか…前もこんな感じだったよね?笑』
京「うんうん、あなたに助けてもらってさ~~」
三「ええ?!お前このマブイねーちゃん助けたのか?」
たかしが食い気味で聞いてくる
『うん、まぁそんな感じ』
伊「へー、あなたちゃんも人助けするんだな」
『煮るぞ』
伊「ええ」
成蘭女 1「京子さん、そろそろ本題を…」(耳打ち)
京「そうね、ちょっとサテンに行きませんか?」
__________
三「なるほど、そのしつこい男どもを追い払ってほしいというわけですなッ!」
今京子たちから事情を聞いて、あの時をおもいだしてしまう
『(あの時のあいつらはしつこかったなぁ…)』
三「で京子さん、成功報酬は?
あなたのカラダ…」
バコン!
うちと伊藤クンの肘がたかしの後頭部に落ちてた
『あらやだ、♡コイツマジで煮る( ˊᵕˋ ꐦ)』
伊「モチロン無料ですんで…」
京「死んでませんか、それ?」
『大丈夫よ、これからうちが煮るから( ˊᵕˋ ꐦ)』
伊・京「(めっちゃ怒ってる…)」
京「まあまあ、うちは大丈夫だから!ね、あなた!」
『そう?京子が言うなら置いてこ』
というんけなのでタカシを置いていった
三「ハァァ?!オメーらこの三橋様を置いてくとはいい度胸な!!」
『うるさいねぇ、もう』
伊「オメーは少しは静かに出来ないのかよ」
三「できますぅ~~!!イトーのくせに」
伊「いや、なんだよソレ」
2人でゴタゴタしてるのをうちらは見ながら成蘭に向かう
京「着いた…」
『もしかして…アイツら?』
校門の前で数人がワラワラしてたのを見て京子に聞く
京「あ…うん。アイツら本当にしつこくって」
成蘭か…
女子校…
『あー!!たかし!イトー!!来て来て!!
京子!ちょっといい?!』
3人「えっ?」


__________
作者 🐔
はい、今回はこの辺で!!
三橋貴志
オメー最近中途半端のやっちゃあ
伊藤真二
ちゃんと書けよ…
作者 🐔
次回が楽しみになるだろう?!(多分)
あなた
いや、知らんよ
作者 🐔
:(´◦ω◦`):
三橋貴志
作者はー、これからー、中途半端で終わるんだってヨー
伊藤真二
ウワア
作者 🐔
ダーーうるさいうるさいえい!!
こっちはテスト前なんだゾ!!
作者 🐔
ワチは不良じゃないんだど!!!
あなた
作者泣いちゃうよ~~笑
伊藤真二
…( ゚д゚ )
作者 🐔
シメチャウゾ( 'ω')
作者 🐔
ありがとうございました!!
全員
ありがとうございました!!

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