第2話

ベルトルト【2】
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2021/04/01 01:04
10XX年


私はよくいる高校生だ。

前世???のような記憶が残っていて、いつも誰かを探している。

誰かは分からない。でも誰かを探していた。


















ある日バスに揺られながらつり革に手をかけ立っていたとき。

金髪のガタイのいい男の子とびっくりするぐらい身長の高い男

の子が2人乗ってきた。彼らは私の後ろの方でたって話してい

た。


















急にバスが大きく揺れ、私は後ろに倒れそうになる。

誰かが倒れる私を受け止め守ってくれた。

「ぁ...」

なぜか私はこの人を探しいてた。と思った。

「だ、大丈夫...ですか?」

背の高い彼がそう言うと我に返り。

「ぁ...ごめんなさい。」

彼らがバスから降りようとした時私は彼が横を通る時不意に

「ベルトルト...」と小声で話していた。

彼がこちらを振り返ったように見えた。



















今日は委員の仕事で遅れてバスに乗った時、バスは少し混んで

いた。

ぅうう。最悪だ。

私がつり革に手をかけようとした時、

「ぁあの。隣...」

とこの前の男の子が話しかけてきた。

座っていたからその大きな身長が目立つことは無かった。

「ぁ、いいんですか??」

私は疲れていたのでちょっと気まずかったけど座ることにし

た。















「ぁ...この前バスで会った時ベルトルトって言いましたか?」

彼が小声で話しかけてくる。

「えっと...自分でもよく分からなくて。かってに。」

「僕、ずっと探していた人がいるんです。」

「ぇ??」

「前世の記憶が僕にはあって、約束したんです。来世でまた会お

うって、僕はその人を探しているんです。」

「.....」

私はなんて答えれば正解なのか分からなかった。

「その人はよく僕の名前を呼んでくれていました。」

「貴方の前世の名前はなんだったの?」

彼は私の目をみつめ、

「ベルトルト...だ。」

私は全てを思い出したような気がした。

私は彼を探していた。あの日約束した。「来世でまた会おう。」

って。















彼とは今でも一緒にいる、彼の名前を呼びながら。

「私達、また来世でも会えるといいな。」

「会えるさ!!!僕達なら。」

と彼は大きな体で私を抱きしめる。

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