いや、なんで…
すると千愛さんが銀色に光るものを取り出して近づいてくる。
誰か…っ助けてよ…!
どんどん壁際に追い込まれる。
刺される…っ!
と思い、ぎゅっと目をつぶる。
ふわっと暖かいものに包まれる。
この香り……
そっと目を開ける。
大吾くんが私に覆い被さるように抱き締めていた。
千愛さんが赤く染まった銀色に光るものを見ながら言う。
返り血を浴びて千愛さんの制服も赤くなっている。
ふと見ると私のブラウスが赤く染まっている。
…え!?
大吾くんを見るとジャケットが切れていて血が出ている。
…もしかして、守ってくれたの…?
そう言いながら大吾くんの傷口を蹴る千愛さん。
焦点の合わない目で大吾くんの血がついたナイフを振り上げながら近づいてくる。
足の力が抜けてへなへなと座り込むと拓哉が抱き止めてくれる。
足に力が入らないから半ば這うようにして大吾くんのもとへいく。
傷口からは血が溢れていて。
そう吐き捨てて逃げようとする千愛さんをしゅんが押さえつける。
そう言うとしゅんを切りつけようとした…が、次の瞬間には手にあったはずのナイフが床に落ちている。
そのまま千愛さんは恭平が連れてきた先生に連れていかれた。
切ります!
なんかまだ続くの?って感じですよね←
更新できるあいだになるべく更新します!
テスト1週間前なんだけどね💦
頑張らないと←
♡×25以上で更新
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。