ぐぎ が なんでいるのか ,
理 解 不 能 。
あぁ , そんな事か 。
今の 泣きそうな 顔を ぐぎ には
見せれないから
じょんぐくの 方は 向かないで
言葉を返した 。
何を 聞かれるのか どきどき してる 私。
そう言って , 目に溜まった 涙を
拭って じょんぐく の ほうを 向いた 。
泣いてないはずなのに ,
涙は 流れてない筈なのに ,
何かあったことを 見透かして
話してくる じょんぐく 。
流石だ , 弟 。
ずっと一緒に いるから ,
私が なんか 隠してるの 分かっちゃうんだよね ,
きっと 。
ぐぎ に 悪いと思ってて , 謝罪したいのも
それは それで
紛れもない ,
" 事実 "
なわけで 。
. . . ??
意味がわかんない ,
もう , じょんぐく までも 分からない 。
そう言って ,
きす を してきた じょんぐく。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!