鬼滅の刃の原作のようにはいきません
内容もお話も違いますからね!
そこだけ、注意です!
では、どうぞ!(´▽σ`)σ♪
┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
ななもり。side
俺は、藤の花が一年中咲いている藤襲山という
ところに着いた。
そこでは、鬼殺隊になるための最終選別が行われる場所だ。
俺が見渡せる範囲では、二十人以上いた
俺と同じように鬼を倒したいって思う人が
こんなにいるんだな...
それにしても...........
俺は、生まれたときから髪が紫色だった
普通の人はみんな黒髪なのに...
けど、ここにいる人たちのなかに
桃色の髪をした横顔が綺麗な男の人
黄色の髪をした静かな男の子
水色の髪をしたすこし震えている男の子
赤色の髪をした動物の耳が生えている男の子
が、いた。とても色とりどりな髪をしていた
急に横から声がした
急に俺の横に現れた人は
橙色の髪をした男前の男の人だった
それにしても、俺の独り言を聞いていて
なんで声をかけにきたんだ?この人は...
な、なーくん!?
なに!?俺のあだ名!?
この人、正直者だな
なんか体格とは裏腹にいい人だろ。この人...
と、友達?な、なに言ってるんだこの人は
これから死ぬかもしれないのに...
本当になんなんだこの人....
どこからそんな自信が出てくるんだよ...
人は鬼と比べて数十倍も弱い生き物なのに...
山の入り口から声がした
最終選別を受ける人達全員が一斉に振り向いた
そこには、黒髪と白髪をした男の子と女の子がいた
輝利哉様とかなた様だ...
俺とお館様の事情は他言無用だ
だから、教えるわけにはいかない
そう言い終わると、最終選別に受ける人達が一斉に山の入り口に向かい鬼がいる山の中に入っていった
そう言って地江嚨という男の人は山の中に
入っていった
そうして、俺は鬼がいる山の中に入っていった。
今宵は、美しい満月だ
見ててよ。母さん、父さん...
┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
さとみside
俺は結構前から藤襲山に着いていた
そして時間が経つにつれぞろぞろ人が集まってきた
だか、俺には興味がない
何故ならそれ以上に興味のあるものがあったからだ
それは、この藤襲山に咲く藤の花だ
師範が言っていた。
「藤襲山の藤の花は忘れられない」
「とても美しく儚かった」........と。
確かにそのとおりだった。
美しさもあれば儚さもあった
そう俺が独り言を言っていたときだった。
なにかブツブツと誰かの独り言が聞こえてきた
そうして声の方に振り返ると
水色の髪をした体が震えている男がいた
変な髪色だな.....俺も言えねぇーけど
けど、綺麗だな...
まぁ、髪だからな
お前の性格は、清潔じゃないだろ
ただでさえ、文句言ってんだから
って、なに人のこと考えてんだ!?
俺は、藤の花を考えて見てたのに!
と、心のなかで呟き藤の花を見た
すごいな、まさに今のことだな
山の入り口から声がした
これは、男の子の声と女の子の声だな
そう予測をして、振り返ると
案の定、俺の予測は当たっていた
そして、最終選別の説明を聞いた
そして、一斉に最終選別を受ける人が
山に入っていった
あいつ、まだビビってたのかよ.....
まぁ、俺には関係ないか
そして、俺も山の中に入っていった。
あいつもどうせ死ぬだろ......
┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
るぅとside
やっと、やっと、着きました
藤襲山...とても綺麗な藤の花が咲いてました
やはり鬼を嫌う人も沢山いるんですね
この山に鬼が生け捕りにして、生きているという
ことは、師範から聞いていた
はっ!師範.......
絶対帰ってきたら、説教してやる......
普通、最終選別がある前日にあるって言いますか?
なんか買ってもらお.....
それにしても........
僕も黄色の髪ですが、赤は派手ですね
それに.....
僕は本で見たことがあります
日本には古来、鬼の他にもいろいろな化物がいた
しかし、鬼や人間の手によって絶滅になりそう
だったが、ある人間が傷ついてる化物を助けて
そのまま結婚したそうだ
それらの子孫が体の一部だけ遺伝したそうだ
で、あの男の子もきっとその中の一人だろう
可哀想に.......
そういう体だけ遺伝した人間は、呪いの子や化物と
扱われ酷い差別を受け、死んだ者も多い
なんで少し違うってだけで差別をするのでしょうか
本当におかしいですね
って、僕が憎いのは人間じゃないじゃないですか!
確かに人間も憎いですけど...
一番憎いのは....
「鬼」............ですからね
急に声がしたので、ちょっと驚いてしまった
僕はそんなにも考えていたのか.....
そして、声がする方に振り返ると
白髪と黒髪の子供がいた
どっちも女の子なのかな?
それとも黒髪の子だけ男の子なのかな?
そうこう考えている内に説明が終わったみたいだ
まぁ、師範から説明は聞いてるので
僕には関係ないみたいですが...
そして、説明が終わった瞬間
たくさんの人が一斉に山の中に入っていった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。