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2019/04/06

第4話

第3話*
夏野あずさ
まーひーろ!
おはよ!!
次の日の朝のHR終了後。

昨日の夜から寝不足で重い頭をあずさに向けた。
坂野真尋
お、おは、よ、う…………。
私は無理に微笑み、また机に突っ伏した。


夏野あずさ
元気ないのねぇ。
ちゃんと寝なきゃダメでしょ?
坂野真尋
うん……。
だ、だって!!

昨日、美少年にキスされたんですよ?!?!


ね、寝れるわけないじゃないですか!!





頭の中であずさに叫び、現実でため息をついた。



あれっきり、風磨のことが忘れられない。
優しい笑顔に、魅力的で吸い込まれる口と瞳。

私、どうしたんだろ……。



もしかして、一目惚れしちゃったのかな……。




って、いやいや!!!
誰があんなチャラ男に!!!





1人で頭の中で言い争っていると、
夏野あずさ
真尋が……壊れてる……
そっとしておいてあげよ……。
と哀れんだ瞳を私に向け、立ち去って行った。

いや待てぇぇえ哀れまないでえぇぇ!!







そんなこんなで、また一日の授業が始まった。
















紀伊健人
真尋ー?
おい、大丈夫か??
4時間目の授業中。

ぼうっとしていた私に、隣の席の紀伊健人(きいけんと)が話しかけてきた。
坂野真尋
ん?あ、大丈夫!ありがと!
私はにこりと微笑んだ。

健人は恥ずかしそうに、おう、と言った。


紀伊健人
考え事か?
坂野真尋
別になんでもないっ!
紀伊健人
お前タダでさえ馬鹿なのによー、授業受けなくていーのかよ!
健人はニヤニヤ笑いながら私の肩を突っついてくる。


ば、馬鹿だとっ!?

私は勉強がそこまでできる訳では無い。
あずさからは、「顔と性格は完璧」とドヤ顔で言われたのだが、果たして喜ぶところなのか?
坂野真尋
健人の方が頭悪いと思うんですけどー?
グチグチ言い争っていたその時……。
先生
お前らー!!!
や、やばい!!
授業中ってこと忘れてた!?!?


私は慌てて先生の方を見た。
クラスメート
らぶらぶすんなよー!
クラスメート
ち、あの真尋さんと会話できるなんて羨ましい……。
クラスメート
てか、真尋さんまじ可愛いよな!
と、ところどころよくわからない言葉が聞こえるが、それどころじゃない。
先生
お前らに、バツを与えよう。
今日から三日間、2人で使われなくなった美術室の掃除だ!!!
……もしかして、あの鏡があるところ……??
坂野真尋
ええええー!!!
紀伊健人
はあああーー!?
そのまま私達は、放課後に美術室に行くことになってしまったのである……。














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