第53話

ごじゅういち
7,114
2019/04/25 14:31









@ 次の日






私は、誰とも登校するつもりはなく


てひょん達よりも早く学校に向かった




@  教室






案の定、教室には誰もいなく


静かに私のため息が響くだけだった



 you
you
    私じゃないのに …、  



てひょんに本当のことを伝えたい


でも、信じてもらえなさそうで怖い





















そう1人で長く考えていたら




てひょん達の楽しい会話が

廊下に響くように聞こえた





ハン・〇〇
ハン・〇〇
    それ可愛いねっ    
てひょん
てひょん
    でしょ!?    
てひょん
てひょん
    これ、僕の大切ならいおんなのっ    
ハン・〇〇
ハン・〇〇
    へえ〜、そうなんだっ!!    
てひょん
てひょん
    もう、これないと無理ってぐらい    
ハン・〇〇
ハン・〇〇
    なんで?笑    



聞きたくもない楽しい会話が


勝手に耳に入ってくる












ぐく
ぐく
    おはよ、  
 you
you
    あー、うん、おはよ    
ぐく
ぐく
    なんで先行ったんだよ    
 you
you
    なんとなく     
ぐく
ぐく
    てひょんと喋らなくていいのかよ    
 you
you
    てひょんには先客がいるから     
ぐく
ぐく
    そ、  





.











てひょん
てひょん
    あ、これ可愛いねっ    
ハン・〇〇
ハン・〇〇
    ほんとっ!?    
てひょん
てひょん
    確か、あなたも持ってたはず…    
ハン・〇〇
ハン・〇〇
    そうそう!    
ハン・〇〇
ハン・〇〇
    あなたちゃんが可愛いからって    
うちの真似してきたんだよね、笑


え?






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