第5話

♯4
1,649
2019/05/24 22:23
入学式からちょうど2ヶ月が経ったある日の
昼休み
伶菜
伶菜
はぁどこかいい男、転がってないかしら
教室でお弁当を食べながら、ため息をついた目の前の親友。
私は親友、レイちゃんこと鷲尾伶菜ちゃんの
台詞に、1つの疑問が浮かんだ。
あなた

あれ?レイちゃん、彼氏いなかったけ?

昨日、デートだからって早く帰っていったよね?
伶菜
伶菜
もう、飽きちゃったのよ。新しい男ができたらあんなヤツ、すぐ捨ててやるんだから
だるそうな顔でキッパリと言い切ったレイちゃんに、開いた口が塞がらなくなった。

あ、飽きちゃった?す、捨てる?

恋愛未経験の私には未知の世界・・・、聞くのも怖いのでこれ以上は突っ込まないことにしよ。
レイちゃんは恋愛上級者って、感じだもんね!

いつも
身だしなみはバッチリ!、頭から爪の先まで
完璧なレイちゃん。


制服もおしゃれに着こなしていて、雰囲気も大人っぽい。



低身長でメイクも最大限しかしてない私は、いつもレイちゃんに憧れている

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