あんな、かっこいい人初めて見た。
芸能人かと思うぐらい、ううんそれ以上に
立ち居振る舞い全て絵になるようなかっこいい人。
そういえば・・・
ふと昔の事を思い出した。
小学生の頃、すっごくかっこいい、仲良しの子がいた。
近所に住んでて、よく遊んでたけど、突然
引っ越ししてて
もう、その子の顔とかはなんも思え出せないけど、なんで今頃こんな事、思い出しているんだろ?
不思議に思いながら会長さんを目を向ける。
すると、ほんとにほんと、一瞬生徒会長さんが
私の方を見て、笑みを浮かべた・・・気がしたような
ち、違うよ、気のせい気のせい
あんな、イケメンの人が、私ごときを見るはずないのに・・・・・・・
勘違いしちゃうのんて、恥ずかしい。
それに、距離も結構離れてるし、こんな大人数がそろうホール内。
向こうは私の存在なんて、きずくわけないのに
なんだろ今の・・・
ほんとに一瞬だったけど、
そう、まるで、瞳で何かとらえられたような
気がした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。