順番おかしい気がするけど…もうすぐ夏休み☆
の前にテスト…
そう言って先生は教室から出ていった。
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放課後、私と莉犬は図書室へと向かった。
テスト前だというのに人は一人もいない。
椅子に座り教科書を広げた。
莉犬side
ただいま勉強中
俺のすぐ隣で寝ているあなた。
あなたの頬を撫でようとして手を止めた。
そう思い、方を揺すってあなたを起こした。
あなたside
寝てたらしい私は莉犬に起こされた。
おまけに莉犬が変な嘘をつくからもう目はパッチリ。
解答欄を上から下まで見る。
昔、私はテストで毎回莉犬を追い越せなくて悔しい思いをした記憶がある。
それは去年もだった。
一年でそんなに成績が下がる訳ない。
莉犬の言葉の途中で先生が扉を開け大声で、言ってきた
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。