……嫌な予感しかしない。
フロイドの力で絞められるのは勘弁してほしい。
とりあえずジェイドが来るまで時間稼ぎだな……。
そう言うとフロイドはいきなり絞めようとしてきた。
なかなか厄介だ。
無駄だと分かっているが地面を蹴り鏡舎の屋根に飛ぶ。
フロイドもすぐに追いかけてきた。
裏から素早く鏡舎の中に入りオクタヴィネルへと逃げようとした……が
いつの間にかフロイドが後ろに立っていた。
状況が理解出来ていない俺を置いていきなり担いでくる。
訳が分からない。……とりあえずユウに言伝を……!
もしもの時のために言伝を伝えておいてよかった……!
ミルラが飛び立っていく。
早く…一刻も早くユウに言伝を……!
マズい…マズいマズい!
バレてる……『私』が女だって……!
なんでよりにもよってコイツに……!
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう
…………………………………………………………………………落ち着け。
まだ決定的な証拠はない。
そして俺の魔力保有量は世界で指折りのはず。
だから一時的に男になるなんて簡単なはずだ。
しかし……絶望的だな。
〜オンボロ寮〜
NEXT……。

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!