〔あなた〕
この前少しとしみつの家に泊まったくらいで、ゆっくり過ごすのは初めてだった。
としみつはスタジオに撮影に行ったから、その間に掃除をしたり、ご飯を作ったりして待っていよう。
〔としみつ〕
今日はスケジュール上いつもの撮影日じゃない曜日の撮影。せっかくあなたが来てくれたのに一緒にいれないのは寂しいけど、あなたの為に撮影を頑張れる。
としみつ「聞いてよ」
しばゆー「ん?」
としみつ「今日あなたいるんだ」
てつや「え、東京から来たの?」
としみつ「そう、朝起きたら隣にいた」
りょう「なにそのドラマみたいなやつ笑」
ゆめまる「じゃあ今日早く撮影終わらせる気してるでしょ?」
としみつ「そんなことねーよ、笑」
虫眼鏡「うそだー!」
としみつ「いやたださ、帰ったら彼女が待ってる状況ってやばいなーって、笑」
りょう「はい、惚気うざいでーす」
としみつ「おいほんとよく毎日生きてたなゆめまるぅぅぅぅぅう!」
ゆめまる「なんでよ笑」
虫眼鏡「たまに可愛すぎて萌え死にそうになってたよ」
てつや「ひーお前の家にデリ○ル呼んでやろうか!」
しばゆー「ひでー、笑」
としみつ「お前も東京の家に帰ると生き返るだろ?嫁とそこに息子もいるんだからなぁ…」
しばゆー「そそ、出かけたりするのもいいけど、家でテレビ見てぼーっと喋ったりする時間が1番よかったりするんだよなぁ…」
としみつ「それは最高、、、」
りょう「てつやー、俺らどうする?」
てつや「へっ、俺りょうにどうする?なんて言われる日来るん?笑」
ずっとこんな時間が流れればいいのに。そう考えて遠距離とアーティストとYouTuberが少し切なく感じた昼だった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!