翔
皆さんおはようございます
櫻井です
向日葵園の朝は早く、潤がみんなの朝ごはんを作る所から始まる
6時半頃に俺が起きて新聞を取りに行く
7時、ニノと玄樹、神宮寺がノロノロと起きてくる
その時間と同じぐらいに潤が職員達の分のコーヒーをいれてくれる
コーヒーの匂いで相葉ちゃんが起きてくる
相葉ちゃんが階段を降りる音で岸と海人が起きる
7時半、時間になっても起きてこない紫耀、大野くんを起こすじゃんけんをする
じゃんけんに負けた人が2人を起こしに行く
大きい声がこの家に響き少しして2人が目を擦りながら起きてくる
さっきの間は合ってたな
いつも大野くんに頼むのに今日は俺に頼んできた
ゴミ捨て場へ行くと真っ黒な袋があった
この地域のゴミ袋は白い袋と決められている
ガサッ
黒い袋が動いたように見えた
気のせいかと思ったけど
カサッ
また動いた!?
もしかして、捨て犬とか?
ごめんなさい!と思いつつゴミ袋の結び目を解くと…
中には男の子がいた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!