学校なんて概念消えてしまえ。
朝からそんなことを考えるJKです。
こんにちは。
絶賛教室内はうるさくて、
全員の口をガムテープでふさいでやりたい。
珍しい時期に来るこって。
ま、仲良くする気とかサラサラないけど笑
ざわっ
教室がざわついたあとに、
静まり返った。
それくらい、転校生は綺麗な顔をしていた。
なんだろう・・・・
私と同じものを感じる・・・・
がたっ
あの先生、押し付けやがった‥‥‥‥
ま、話しかけてくることもないだろうし。
楽そうだしいっか。
・・・・・・(⌒∪⌒)ン?
てめぇが言うな。
いや、無視かよ。
なんなんコイツ。
は?
なんつった?
ま、どうでもいっか笑
『きりーつ。礼。』
『『ありがとうございましたー』』
隣からとても不愉快な雑音が聞こえてくる・・
ぶりっこうざし。
気持ち悪。
何事もなかったかのように音楽を聞き始めた。
と、そこに。
ボコッ
みぞおちにクリーンヒット
まったく意味がわからない
きをつけろしか言われてない。
こ の と き 私 は、
知 ら な か っ た。
こ の 転 校 生 の 本 性 を 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。