第9話

story6
2,040
2018/10/24 11:13




学校なんて概念消えてしまえ。











朝からそんなことを考えるJKです。








こんにちは。










絶賛教室内はうるさくて、





全員の口をガムテープでふさいでやりたい。








先生
今日は、転校生が来ています。




珍しい時期に来るこって。








ま、仲良くする気とかサラサラないけど笑
先生
入ってー




ざわっ









教室がざわついたあとに、















静まり返った。









それくらい、転校生は綺麗な顔をしていた。
























なんだろう・・・・








私と同じものを感じる・・・・
先生
自己紹介してくれる?
・・・・・末吉秀太です。
先生
も、もうちょっとないの・・・?
これ以上喋る必要ありますか?
先生
・・・・・。
先生
・・・・・じゃ、
じゃあ、花田さんの隣の席ね。






がたっ












あの先生、押し付けやがった‥‥‥‥












ま、話しかけてくることもないだろうし。







楽そうだしいっか。
よろしく。
あなた

‥‥‥‥‥。

愛想がないな。



・・・・・・(⌒∪⌒)ン?




てめぇが言うな。
あなた

それは、ごめんなさい。
よろしくお願いいたします。

・・・・・。




いや、無視かよ。









なんなんコイツ。
どーせすぐ転校するし・・・・ボソッ





は?








なんつった?










ま、どうでもいっか笑
先生
はい。
ホームルームここまでね。


『きりーつ。礼。』






『『ありがとうございましたー』』
ぶりっこ
末吉くぅーん。
・・・・。
ぶりっこ
もぉー無視しないでよぉ
ぶりっこ
ま、いっか❤️
ぶりっこ
秀太くんてぇー、どこから来たのー?




隣からとても不愉快な雑音が聞こえてくる・・






ぶりっこうざし。
ぶりっこ
ねぇねぇーツンツンしちゃうぞぉ~?
ぶりっこ
ツンツン🎵ツンツン🎵
気持ち悪。
やめてくれる?
てか、さっきからどっから声出してるかわかんないんだけど笑
マジでうざすぎて逆にすごいわ。
ぶりっこ
な、なによぉ~
ぶりっこ
も、もう知らないんだからっ
どーぞご勝手に。



何事もなかったかのように音楽を聞き始めた。
あなた

ぷっ←吹き出した

あんた笑えるんだね。
でも、笑うとこが性格悪い。
あなた

はい。

愛想がない。



と、そこに。
にっしー
お、秀太やーんっ❕
真ちゃん
ほんまやっ
だっちゃん
次ここなんだ笑
お前らうるさい。
真ちゃん
あなた、気を付けときーや。
あなた

は?

にっしー
こいつこんな涼しい顔してるくせに・・・
ボコッ



みぞおちにクリーンヒット
にっしー
ぐふっ
だまれ。
だっちゃん
とりあえず、あなた気を付けろ。
あなた

????



まったく意味がわからない






きをつけろしか言われてない。
























こ の と き 私 は、




知 ら な か っ た。






















こ の 転 校 生 の 本 性 を 。

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