第3話

No.3
1,115
2019/02/28 09:11
…………やっと終わったぁぁぁぁ!!







企画書がやっと出来上がり、
沙絵と喜んだ。



あとは片付けたら帰れる…!




沙絵
沙絵
あなた、ごめん。片付けなんだけどさっ…
あなた

うん!大丈夫!帰ってあげなよ



沙絵はありがとうって
あたしに抱きついた。


沙絵
沙絵
今度お昼奢る!ほんとごめんね!


そう言って沙絵が帰って行った。




沙絵はシングルマザーで
子供は小学生だから、

1人で寂しがってるだろうし、


先に帰ってもらった。












ふぅ、片付けて帰るかぁ…




明日はお昼からデートで、
少しゆっくりしてから片付けようと思った。














ガチャっ



トミー
トミー
ういーす。お疲れ〜


ぶ、部長!?


なんでここに!?





どうしたんですか?って言おうとして
あたしは鼻をつまむ。






うっ、酒臭い…




恐らくみんなで飲んで、
酔って1人で会社に来ちゃったんだろう。


うわー…めんどくさい…






でも、そのままにすることも出来ず、
とりあえずフラフラしてる部長を

ソファに寝かした。



トミー
トミー
なんしてんだよ〜こんな時間まであっぶねぇ〜だろぉ??


……貴方が残業しろって言ったんですが。







酔っ払いは気にせず、
片付けを始めた。








片付けを始めて30分。


うわー…残業始めてから考えたら
もう4時間近く立ってる……





急いで帰り支度をした。







……が、部長が気になる。




このまま置いとくのも…ねぇ……



あなた

部長?あたし帰りますけど、どーします?

トミー
トミー
んあ?俺ん家まで送れーい


貴方のお家、ご存知ないですが。




だからって置いておく訳にはいかず、
とりあえずあたしの車で送ることに。



あなた

場所ゆってくださいよ!?

トミー
トミー
わぁーってるって!うっさいなぁ~






はぁ、ほんと最悪。


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