第9話

No.9
959
2019/02/28 09:14
会社に着き、

自分の部署に戻ろうとした。


トミー
トミー
おい、待て

引き留められた。

あなた

はい?

トミー
トミー
資料探し付き合えよ



えっ…




資料室は誰もあまり使ってなくて、
滅多に人が来ない場所。


資料室であんなことやこんなことを
している社員がいたとか……



トミー
トミー
何考えてんの?(笑)なんもしねーよ(笑)多分
あなた

なっ!多分って!


また思い出して、
赤くなる。


トミー
トミー
やっぱりな!にししっ(笑)変態だ変態〜(笑)

けらけらと、
あたしを指さして笑う。

あなた

……誰のせいだと思ってるんですか

トミー
トミー
こわっ!まあとりあえず資料探し、行くぞ!

ついて行かなきゃ行けない雰囲気で、
仕方なくついて行くことにした。






また、めんどくさいことになりたくないし…




















資料室につき、
資料を探し始めた。






にしても、ホコリがすごい……





掃除したら使える広さなのに…


机や椅子は少し綺麗だった。







誰か使ったりするのかな…


もしかしてここで…








また変なことを考えて、
赤くなった。






ま、まずい…見られたら笑われる…




部長に見えないように資料を探した。











ってか…………


あなた

…部長は探さないんですか?



あたしが探してるのを、
机の上に座り眺めていた。

トミー
トミー
え?お前一人の方が探すの楽じゃない?


…何言ってんだこの人。

あなた

じゃああたし探しとくんで、戻っといていいですよ



上の方とか下の方とか、
動いてるとだんだん暑くなる。



さっき変なこと考えちゃったから
余計だわ……

















ガチャンッ!




……え?





音のする方をみると、
部長が資料室の鍵を閉めていた。




そしてその前にほうきを置き、
つっかえ棒みたいにする。




プリ小説オーディオドラマ