カンタの家に着き、
2人で映画を見た。
あたしも見たかったやつで、
2人で真剣にテレビと睨めっこしていた。
カンタとは付き合って2年。
まだまだだけど、
知り合ってからはもう7年になる。
お互い趣味も好きなものも似ていて、
でも一緒にいて全く飽きない。
すごくいい関係だと、
自分でも思っていた。
ベットに腰掛けてるカンタが、
自分の前をポンポンって叩く。
後ろから抱きしめられる。
鼓動が早くなるのが分かった。
あたしは首だけカンタの方に振り向き、
キスをする。
段々深いキスへ変わっていく。
ドサッ
ベットに寝っ転がされる。
あたしの上にカンタがいる。
そう言ってまたキスを落とす。
唇から首へ、どんどん下へ下がっていく。
あたしの胸を舐める。
そして段々とさらに下へ。
そう言って自分のモノを押し込んでいく。
どんどん激しくなっていく。
ふと、嫌なことを思い出した。
ダメ……思い出したら…
昨日の夜を思い出してしまい、
そのまま2人で果ててしまった。
最悪だ…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!