第1404話

⑫(亮平)
3,226
2024/02/24 13:43
先生に案内された部屋。
先生
先生
日向ちゃんの担当になりました。
綾瀬と申します。
亮平
亮平
よ、よろしくお願いします。
先生は、一呼吸置いて……
先生
先生
まず、日向ちゃんの病状ですが、
[心因性ヒプノシス症候群]です。
照
心因性、、ヒプノシス、?
辰哉
辰哉
そ、それって、どういう、?
先生
先生
この病例、世界に少ししかないものなんですが、心が限界を迎えたとき[こうなってしまいたい]と自らの脳に過剰に逆司令…いわば催眠をかけてしまうものです。
先生
先生
日向ちゃんの場合、「起きていたくない。」「現実にいたくない」と逆司令をしてしまい、脳が過剰反応を起こしたものと思われます。
大介
大介
え、、、?
蓮
「起きていたくない」って、、、?
先生
先生
その原因は…このプリント達です
先生は机の上にさっきのプリントを置いた。
亮平
亮平
えっ、、?
先生
先生
これは、私の息子から聞いた話なのですが
息子のクラスにとある転校生が来ました。
その子は過去が原因で少しの期間精神的に幼かった。そのような子が普通に学校通うことをよく思わない先生が「幼かった分の授業」「文字書きの練習の一環」と称して、自分の仕事をその子に半強制的にやらせるようになりました。
そんなこといつでも断ったり、ほかの先生に相談もできる。息子達もそうしようと提案したり、そうしようとした。でも、その子はとある理由の為にそのような事は一切せずに受け続け、息子達にも何も言わないよう頼んできました。
今日まで、、ずっと。
翔太
翔太
っ、、、その、転校生って……
先生
先生
……日向ちゃんです。
SM「っ?!/っ………」
ラウール
ラウール
そん、、なっ……
そんなこと……俺ら聞いてない、、、。
いや、、違う、
俺の頭に蘇ってきた、
ヒナに酷いことを言ってしまった時の記憶
…………………………………………………………………
日向
っ……あのn
亮平
亮平
もういいよ
…………………………………………………………………
あの時、、勇気を振り絞って話そうとしてくれてた、?
なのに……俺、、自分の理由を正当化して、あの子の勇気、無駄にしたんだっ………
涼太
涼太
っ…先生、息子さんって……
先生
先生
……私の息子は、綾瀬凛。
日向ちゃんは息子のクラスメイトであり、友達です
凛くんのっ、、?
蓮
その、、、凛くん達を止めてまであの子が受け続けた理由って……
先生
先生
…【自分のことで家族の重荷になりたくない】日向ちゃんは、そう言っていたそうです。
重荷、、、なんてっ……

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