第1410話

3,236
2024/03/02 17:02
亮平
亮平
ひ、、、な?
そこには…座ったまま大きいな氷柱に包まれた最愛の娘
蓮
そん、、、な、
日向
グスッ、グスッ
氷越しから聞こえる、彼女の泣き声 
ずっと、、一人で泣いてたんだねっ…
一人で泣いて……戦ってたんだね、、、
亮平
亮平
っ、、ひなっ!!
触れようとしても、、
亮平
亮平
冷たっ、!!
異様なほどの冷たさで触れることが出来ない。
亮平
亮平
ッ…………
蓮
、、、もしかして、これが、、
亮平
亮平
っ……ヒナの心だよ、俺らが触れてこなかった、小さな心
色々なことが重なり心が冷えきって、埋もれてしまった
だから、、”催眠”をかけるまでにさせてしまった、、。

早く、、催眠を解かないとっ……
蓮
…俺さっ、凛くんのお父さんから話聞いた時、最初はショックだった。
【なんでそんな大切こと黙ってたの】って
でもっ、話さなかった理由聞いて、それ以上に自分に腹が立った。「俺らが話す機会も、顔を合わせる機会も作ろうとしなかったせいで…”重荷になる”なんて考えさせたんだ」って……どんな事があっても仕事を正当化させちゃいけないって、ヒナと過ごしてきた日々で何度も学んだのに、また同じ過ち、正当化してヒナにこんなことになるまでの大きな苦しみ1人で抱えることを強いたのは、自分たちなんだって…
ごめんねっ……ヒナ…苦しませてっ…ほんとにごめんっ……
亮平
亮平
ヒナっ…ごめんねっ、、、
俺…自分のことしか見えてなかったっ…
退行が消えても、赤ちゃんじゃなくなっても、ヒナは…俺の…ママとパパの娘には変わりないのに…退行が消えたからって俺…「ヒナならもう大丈夫だ」って過信してた、ヒナの優しさに、甘え過ぎてたっ…
甘え過ぎて、、ヒナの苦しみも、悲しみも、何一つ気付こうとも、気にしようともしなかった。
それどころか、あんな小さなことで、ヒナに酷いことを言っちゃった…
あの時、俺らに打ち明けようとしてくれてたんだよね、?
あの時が、我慢の限界だったんだよねっ、?なのにっ……
1人で戦わせてっ…突き放してっ…ほんとにごめんねっ…
お願い、、、俺らの声、届いて、、!
日向
っ、、ま、、ぱ、?
亮平
亮平
っ、、、!
氷の中で、、ヒナが少しずつ、顔を上げる、
氷も、、少しばかりだが溶けていた
亮平
亮平
ヒナっ………
日向
いき、て、て、、、い、、の、?
蓮
当たり前だろ!
ヒナは俺と阿部ちゃんの…9人SnowManの宝物
ヒナが居なくなったら、俺ら歌えなくなっちゃうよ
日向
そ、れは、、メ、だね、、
亮平
亮平
でしょ、?グスッ
、、、ヒナ、
氷柱に手を添える。
俺の手を包み込むように、めめも同じ動きをする。
亮平
亮平
帰ろ、俺らの家に
日向
っ、、、、、
(パリーンッ)
ヒナを包んでいた氷が割れ、ヒナが俺らに倒れてくる。
亮平
亮平
っと(支)、、ヒナっ……(ギュッ)
日向
っ、、、ママ、、パパ、、グスッ
蓮
ヒナ、、、(ギュッ)
日向
っ、怖かったよ、、苦しかったよっ、グスッ
亮平
亮平
ごめん、、ごめんねっ…グスッ
これでもか、と言えるほど何日かぶりに娘をめめと抱きしめ続けた。
日向
っあ、、、資料、おわって、ない、、
蓮
っ、大丈夫、あれはひながやる事じゃない
日向
でも、、、
亮平
亮平
大丈夫だよ、今度は俺らが戦うから、ね?
日向
っ、、うん、
蓮
帰ろっか、、ヒナ
日向
、、うん!
俺らは元の世界に帰るために、トビラを出て明るくなった世界の真ん中でヒナを囲んで3人で眠りについた。

プリ小説オーディオドラマ