第17話

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2023/03/24 12:03
それから、一ヶ月が経った。。

みんな、大飛には、なにか仕事のことで報告がある時は、

大飛の前で、下を向きながら、膝まづくようになっていた。。

逆に、大飛と、仕事以外の話をすることが、一切なくなった。。

仕事以外の話をしようとすると、、
やまと
くだらねぇ。。
やまと
お前らの、くっだらねぇ話に付き合ってる暇ねぇし、俺、お前らに全く興味ねぇから、仕事以外で、俺と関わろうとすんな。
お菓子を渡そうとしただけで、
ゆうた
(大飛くんの隣のヨギボーに大飛くんの方に
体全体を向けて座り、お菓子を差し出す。)
やまと
(横目でそのお菓子を見て、無言で受け取り、、勢いよく床に叩きつけるように落とす。。)
ゆうた
っ。。(床に叩きつけられたお菓子を見て、
涙目になり、唇を噛み締める)
ゆうた
(涙目で俯きながら、震える涙声の小声で、)
ゆうた
やまと。。
ゆうた
大飛が、どんだけ俺を、俺らのことを
死ぬほどきらってたとしても、
離れる気、一切ないから。。
大飛の隣で、涙目になり、俯き、震えた涙声で
小声で呟いたその優太の言葉は、

仕事に熱中している大飛の耳に届くことはなかった。。
そして、更に小声で、優太は、つぶやいた。
ゆうた
愛してるよ、大飛。。
また、その言葉も、大飛の耳に届くことはなく、優太は、編集部屋に移動した。。

→続く

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