第20話

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2023/04/01 15:28
*あ、ちなみに、死系ではないので、ご安心ください!!!!!



リョーマは、大飛の頭を起き上がらせ、腕に抱えたまま、大号泣。

おとべは、同じく、大量の、涙を流しながらも、震える手で救急車を、呼ぼうと必死にスマホで、番号を打とうと奮闘中。
その時、

大飛が、モブ達を引っ張って、

4人の車から離れた後に、

車から降りて、

急いで、大飛のことを、探していたメンバー4人が、

その光景が見える程の、離れたところに着き、
ひゅうが
やまと??。。っは??、、
おい!!やまと!!
ひゅうが
(猛スピードで、大飛くんの側に行き、おとべくんの隣に両膝を付いて、おとべくんの前に身をのりだして、片手で大飛くんの肩を掴んで)
ひゅうが
やまと!!やまと!!おい!!
ゆうた、あっちゃん、ゆうまも、ひゅうがの後を続いて、猛スピードで駆け寄り、

あっちゃんは、リョーマの隣に、

ゆうまは、ひゅうがの隣に、

ゆうたは、ひゅうが、ゆうまとは反対側の、おとべの隣に、両膝を着いて、、
ゆうた
すごい血っ。。
ひゅうが
(涙目になり、静かに涙を流しながら)
おい、やまと、しっかりしろ!!
ゆうた
(涙目になって、下唇を噛み、)
ゆうた
(涙目で)
ゆうた
ねぇ、やまと。。やま、、グスッ。。
やまと‼️
あっちゃん
(号泣しながら)
やまと!!しっかりして!!やまと!!


やまとside

ハァ。。ハッ。。

くっそ、苦しい、死ぬのか、、

こんな痛くて苦しい死にかたするとか、

最悪。。苦笑

俺の大好きな人達が、、

俺が守りたい奴らが、近くにいる。。

ダメだ、、俺に近寄るな。。

お前らのことは、俺の命より大切で、、

俺の家族と同じくらい大事にしたいのに、

俺の側に居ると、傷つけちまう。

1番、きつい。。この世で最も1番、

傷つけたくなくて、傷つく必要のない人達なのに、、

俺の近くにいるせいで、、

巻き込んじまうのは。。

綺麗ごととかじゃなくて、マジで、俺にとって、1番、
キツイことなんだよ。。

お前らのことは、絶対、危険な目に、あわせたくねぇから。。

頼むから、俺のことは、ほっといて、離れてくれ。。





傷つくのは、、悪くみられるのは、、

俺だけで十分だ。。




やまと
ハァッ。。


(かすれた、息絶え絶えの小声で、)

は、なれ、て。。ハァハァ。。


*ここからは、NO sideです。
ゆうま
(ひゅうがくん隣で両膝を付いて、
涙目で大飛くんを見ていたが、涙目のまま、俯き、)
ゆうま
くっっそ。。
ゆうま
(地面の上で、手のひらを強く握りしめて、)
ゆうま

(号泣しながら、顔を上げて)

くっっそぉぉ〜〜!!!!!!
ひゅうが
ゆうま、、
ゆうま
(勢いよく立ち上がって、辺りを見回しながら、)
ゆうま
あいつ、どこ行った。。どこ行ったぁ!!!!
ゆうま
(猛スピードで、駆けて行く)
ひゅうが
ゆうま!!!!
ひゅうが
(ゆうまくんの後を追っかける為に、立ち上がって、後を追う)
ひゅうがが、ゆうまの後を追っている途中で、機材を片付けている、ぼんに会う
ひゅうが
あ!!ぼん!!
ぼん
ひゅうが、なんかあった??
ぼん
さっき、ゆうまがすんごい血走った涙目で、猛スピードで走って行ったけど、、
ひゅうが
あぁ、、そっちは俺にまかせて。
ぼん、申し訳ないんだけど、急いで、
救急車呼んで!!!
ぼん
え、なんで、
ひゅうが
っ。。(再び、涙目になり、)グスッ。。
やまとが、、お腹、刺されたんだ。。。
血の量が、半端じゃない。。
ぼん
(手の力が、ゆるみ持っていた機材の線を、地面に落とす。)
ぼん
え、?
ひゅうが
っ。。だから、悪いけど、頼む。
ひゅうが
(再び、ゆうまくんを追っかける)
ぼん
(そのあと、涙目になりながらも、すぐに、救急車を呼び、
ひゅうがくんに、「救急車呼んだ。」と連絡をした。)
そのあと、ぼんも、すぐに、ゆうたくん達の所に行き、
ぼん
救急車呼んだ。
ゆうた
(涙を流したまま)
そっか、ありがとう、ぼん、
ぼん
いや、、

(大飛くんの方をみて、)

やまと。。

(もともと、ひゅうがくんが座っていた、おとべくんの隣に両膝をつき、涙を流す)

しっかりしろよ、やまと、

今、救急車、呼んで、すぐ来るって。。グスッ
と言ったが、

それからちょっとして、

リョーマの腕の重みが増した。。
リョーマ
(やまとくんの頭を抱きかかえながら、涙目で、大声で呼びかけるように)
リョーマ
え、、やまと?!やまと!!なぁ!!
しっかりして!!
やまと?!
やまとは、目を固く閉ざして、意識を失くしてしまった。。

息も絶え絶えだ。。
おとべ
え、嘘だよね、、やまと!!!
あっちゃん
(号泣しながら)

やだ!!ねぇ、やだ!!やまと!!!!!
ゆうた
(号泣しながら、)

やまt。。グスッグスッ、やま!!!!!
冗談じゃねぇよ!!なぁ!!やまと!!
ぼんが救急車呼んだって!!しっかりしろ!!頼むよ、グスッ。。やまと!!やまと!!!

一方、悠馬と、ひゅうがは、

時々、立ち止まって、キョロキョロしながら、スピードを落とさずに走り続ける悠馬と、

それを必死に追っかけるひゅうが。

そして、少し、離れたところで、群がって笑っているモブを見つけた、ゆうま。

ゆうまは、モブのところに突進して行き、

凄い勢いで、モブの襟元を掴み、
ゆうま
おい、こ"らぁ、貴様ぁ!!
ひゅうが
ハァハァッ。。見つけた。。
っ!!!ゆうま!!!!
ひゅうがは、慌てて、モブの襟元を力づくで掴んでいる悠馬の元に行き、

悠馬と、モブを引き剥がす。
ゆうま
ひゅうが、邪魔しないで!!
あいつが!!あいつのせいで!!!!!
ひゅうが
ゆうま!!!!!気持ちは分かるが、こんなクズ野郎のせいで、お前の将来を潰すようなことするな!!
ゆうま
っ。。でも、僕の気が済まないんです!!あいつさえ、居なくなれば、僕は、どうなったって!!
ひゅうが
俺らのことも考えろ!!
お前は、お前の家族を、俺らを!!
大飛を‼️
「犯罪者の家族」や、「犯罪者の友達」にする気か!!!!
ゆうま
っ!!。。
ひゅうが
大飛は、例え、そうなったとしたって、
お前を見捨てず、側に居るだろうぜ、
お前のことを信じて。。
もちろん、俺らもそのつもりだけど、
だけど、お前の家族と同じくらい、大飛が1番悲しむだろ、、そして、大飛も、苦しむことになる。。
ゆうま
っ。。
悠馬は、大人しくなった。。
ひゅうが
気持ちは、俺ら全員、死ぬほど、分かる。。
安心しろ、さっき、ここに来るまでに、こいつが捨てて、大飛のことを刺したナイフと、手袋を草むらで見つけて、事情を話して、警察に渡したから、間違いなくこいつらは、捕まる。。

→続く

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