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第3話

# 3


時間は戻って、現在。




気付けば何人か教室に集まっていた。




「月居さん!噂なんだけど…転校するって本当?」




『あ、まあ……うん、転校するよ』




クラスメイトの女の子の質問に答えると、女の子はえーっと声を上げた。





「つまんなーい。月居つきおりさん転校らしいよ」




『ッ…………』





「まじぃ?"暇潰し"なくなるじゃあん」










ある意味、転校することになってよかったと思ってはいた。






こんな"モノ扱い"をされるなら、学校が変わるのはある意味得だったのかもしれない。










でも、全部が全部不幸って訳でもなかった。










「あなた?」




『ッあ……瑠衣るい







瑠衣は私の唯一無二の親友で。



私のことを唯一理解してくれた子。



瑠衣と離れたくなかった。






瑠衣「どこの高校行くの?」




『え、っと…………』












そう言われて昨日、晴也(と呼べと言われた)に言われたことを思い出す。


晴也「あ、先に忠告しておくけど」


晴也「明日学校で転校先とか言うんじゃねーぞ」


『え、なんで………?』


晴也「なんでも。自分が後悔するだけだけど」


晴也「ま、言うか言わないかはあなた次第だけどな」


『……………』







思わず聞きそびれたけど、あの3人に迷惑をかけるようなことはしたくない。







一応仮にも兄弟になる相手だからなあ………




『……ごめん、言えないや』





そう言って私は、笑った。



































































瑠衣はとても悲しそうな顔をしていた。