佐野side
『 そーいえばさ 、俺の誕生日はそーゆーのやってくれたことないよね 』
山本「 なんではやにやらなきゃいけないのか教えてください 」
『 いや 、ふつーに幼なじみだし 』
山本「 幼なじみだからこそやらないの 」
『 やってほしいっていってもやってくれない?』
山本「 え?うんやらないよ 」
『 まあ 、俺もあなたきやってって言われてもやらないからな〜 』
山本「 そんなもんだよ 」
ほんとに少しだけ 、すこーーしだけずるいななんて思ったけど 、
あなたが幸せそうならそれでいいんだよな
『 サプライズがんばってな 』
山本「 うん!!!」
喜んでくれるといいなあ 、笑
なんて今からうきうきしてるあなたを遥亮くんは知らないなんてもったいないな 、笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。