佐野side
俺の幼なじみはあなた
ちっちゃい時からほんとにずっと一緒に居るからお互い女とか男とかって異性的に意識したことない 、思う笑
山本「 はや〜?」
『 どした? 』
山本「 遥亮が冷たい 。 」
『 それいつもでしょ笑 』
山本「 ひどくない?!ねえ!笑 」
『 まあでも遥亮くんはあなたのことちゃんと好きだと思うよ?』
なんて嘘だ 。
俺は知ってるんだ 、きっとこの先もあなたには言えないと思うけど
山本「 ねえ聞いてんの?」
『 え? っと 、ごめん聞いてなかった笑 』
山本「 ほんとにはやって人の話聞かないよね 」
『 っるさい!笑』
_____
遥亮「 ね 、お前ってさ山本の幼なじみなんだろ?」
『 え 、うん 』
遥亮「 あいつから告られたんだけどさ 、どーすりゃいいの?」
『 遥亮くんが好きじゃないなら断ればいいんじゃない?』
遥亮「 そんなもんでいいんだ?」
『 立ち直り早いしあなた笑 』
遥亮「 ふ〜ん 、、、
俺告白受けてくるわ 、笑 」
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あの態度絶対あなたのことなんて眼中になかったはず 。
なのにあいつは 、、、
あなたを苦しめるなら俺は許さないけど 、あなたがすごく幸せそうだったんだ
山本「 だから!話聞いてますか?!」
『 遥亮くんの誕生日サプライズパーティーだろ?』
山本「 聞いてたんだ 」
『 あなたが聞けっつたんだろ笑 』
山本「 そーだけどさ笑 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。