〜何日か過ぎたある日〜
優衣side
いきなり壁ドン…?
先輩のことやっと忘れたのに…
遥輝先輩にはもう会わないって決めてたのに…
一気に視界が暗くなって…
口と口があと1cmまで近づいたとき…
わたしは泣いていた…
透夜くんに手を握られて…
私たちがその場を去ろうとしたそのとき…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
透夜side
告白…出来なかった
俺の意気地無し!!
先輩…いつかちゃんと告白します
優衣side
透夜くんが好きだなんて…
きっと誰にもいえないよ…
この気持ちは…まだ言わない…
まだ言えない…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。