第66話

⚖️LXIX✩.*˚
1,142
2025/10/16 15:00 更新
もう、彼のことは迫圧紘ではなく、Mr.コンプレスとして見ている
贔屓なんてしない
彼ら、ヴィラン連合を捕まえるために必死に努力している
今、この時をもってヴィラン連合のアジト、別荘を襲撃する
酷い戦いだ
前で、横で、後ろで
敵の攻撃を受けて、仲間を庇って、私を庇って
さっきまで生きていた仲間が息絶える
ほんとに理不尽だと思う
不利だと
私達ヒーローは人の命は奪わない…でも相手は簡単に奪いに来る
殺さずに動きを封じるのがどれだけ困難なことか
これがヒーローとしての重圧
私より怖いはずなのに
今目の前の学生の男の子が最前線に飛び出し、敵からの電気攻撃を無力化してくれた
負けてられない。
あなた
後方9名無個性!
プロヒーロー
了解!
味方のサポートを得ながら、走りながらヴィランを『触っていく』
個性伸ばしをして、触れることで一時的に“無個性”化することができるようになった
私が触れた無力なヴィランをサイドキックや学生の子達が捕獲
それで、順調なはずだった
このままいけば…制圧できるはずだった
建物の中に侵入しようとした時、
地面が爆発したかのように足場が崩れ、風圧に飛ばされた
あなた
づぁ、
プロヒーロー
あなたっ!!
あなた
私は、いい!!早くあいつを、!
あなた
ヴィランの動きを止めろ!!
プロヒーロー
はいっ、!
吹き飛ばされたことで髪の毛が瓦礫に挟まれた
左腕もイカれた
伸ばしてたのは彼のタイプになりたかっから。でもそんな未練は今ない
近くにあったガラスの破片を掴んで一気に下敷きにされた髪を切り裂く
あなた
っは、…はっ、
木々を押し倒し開拓されたかのような道並みを走って追いかける
プロヒーロー
最前線、!あなたさんの個性が必要です!乗ってください!
おそらく空を飛べる系の個性のヒーローの手を借りて、一気に最前線まで飛んでいく
数分後、私は…進行し続けるヴィランの真上にいた

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