震える手で彼の連絡先を探し出してボタンを押した
ワンコールで出てくれた彼
ホークスの声を聞いた途端、堪えていた涙がブワッと溢れ出て
止められなかった
酷いことしてるってわかってる
自分のことを大切に思ってくれてる人に相談する内容じゃない
分かってる
わかってるけど
聞いて欲しかった
相談したかった
そういう気持ちで連絡したけど
帰ってきた言葉は慰めでも情けでもなくて
なぜ逃げたのか。という問いかけと盛大なため息
慰めが欲しかったわけじゃ…ないことは無いけど
こんな喧嘩みたいになると思わなかった
理解してくれるって思ってたホークスに甘えた根性叩き直されるような感じ
全部筒抜け…
電話越しなのにホークスの声が大きく響いてビリビリきた
こんなに怒られたことがあるだろうか…
否。勝手に焼き鳥を食べた時と比べ物にならないくらい怒ってる













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。