第65話

⚖️LXVIII ✩.*˚
1,143
2025/10/15 15:00 更新
ホークス
『ヒーローとしてものらりくらり』
ホークス
『そんなんだから迫にも飽きられたんじゃないですか????』
並び立てられる煽り言葉のような言葉の数々
あなた
確かに、そうかもしれない
あなた
逃げてばっかりで
あなた
相手の好意に甘えてたと思う
あなた
影からこっそり想ってるだけでいいと思ってた
あなた
いざ両思いかもってなった時
あなた
ヒーローとヴィランとしての大きな壁が怖くなった
あなた
相手が逃げたせいにして、被害者ヅラしてた
迫さんは決めたんだ
恋心か、信念を天秤にかけて
彼はちゃんと選んだ
私だけだ
私だけ、ずっと同じ場所に止まってる
あなた
…すぅ、
冷たい空気が肺いっぱいに広がる
あなた
ホークス
『…決まりました?』
私も、ちゃんと進まないと行けない
他人任せな人生にはしない
私は、私の道を行く
あなた
『私はーーーーー』
























































ホークスとの電話を切り、少し眺めの廊下を歩くと出口へ繋がるドアにたどり着いた
ドアノブに手をかける瞬間、少し後ろの床下の木が軋む音が無機質に響いた
トガ
…あなたの下の名前ちゃん。
足音は2つ
ローファーのような靴の音に、ブーツの音
声は出さなくても、そこに誰がいるかなんてわかる
あなた
トガちゃん。ちゃんと考える機会をくれてありがとう
あなた
ここのことは、“No.2ホークス”に誓って他言しない
トガ
あなたの下の名前ちゃん、それって、…
そう
あなた
次会う時は。…私が“自分の力”で必ず捕まえます
私は
あなた
ヒーロー。あなたの名にかけて
私はヒーローとして、ヴィラン連合と戦う
ギシッとなる床板を踏みつけ少し重い扉を押し開ける
トガ
あなたの下の名前ちゃん、!!圧紘くんはー
トガ
ッ、なんで止めるんですか!
私を呼び止めようとするトガちゃんを、おそらくその隣にいた彼が止めた
あなた
ほんとに…ありがとう
私の信念を思い出させてくれて
ただの恋する乙女から成長させてくれて
素敵な恋をさせてくれて
ありがとう
また逢う日まで



















































またね

プリ小説オーディオドラマ