第8話

" 逝 き 苦 し い "
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2021/04/24 07:46
え、…マジかよ…?










俺は知らぬ間にスマホを取り出し、パシャり、と写真を撮る。












女の子はそれを知る由もなく、淡々と言葉を述べている。














外側だけの、媚びた言葉。










〝あの子はきっと、好きでやってる訳じゃない〟








何故か、そう思った。


















そこから先は、何故か覚えていない。













_夢主side_












明るい日差しが顔に当たる感覚で目を覚ます。









隣には、〝お客様〟の姿。








あぁ、今日もまた___



















〝逝き苦しい〟一日が始まるんだ、と。

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