話をするって紫耀にぃが言ったら
一緒に来てくれた2人が
気をつかって部屋を出て行ってくれた、
けど、紫耀にぃの顔が怖くて見れなくて
俯いていると、
すごい優しい口調で 話しかけてくる紫耀にぃ
気づいたら涙が溢れていた
学校で悪口を言われたこと
お兄ちゃん達をバカにされたことが辛かったこと
学校に行こうとしたらお腹が痛くなったこと
全部全部話して
その間紫耀にぃは 隣に座って
うん、うん、って言いながら背中を摩ってくれた
そう言うと紫耀にぃは私の頭をクシャクシャと撫でてきた
紫耀にぃと話してると自然に笑みが溢れてた
ガラガラ
ムスッとした紫耀にぃの顔を見て
皆で吹き出した
紫耀side
あなたが俺たちのせいで辛い思いをしてたなんて
それに気づいてあげられなかったなんて
全然お兄ちゃんできてないよ、
ごめんね、役に立たないお兄ちゃんで
けど、誰よりも大好きで大切な存在だよ
これからも元気で楽しく過ごしてね
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読んでいただきありがとうございます!!
この後はしっかり学校に行って
みんなで話して 解決しました!!
いいね コメント よろしくお願いします!!
※ スタンプへの返信、行うのを辞めました
ご了承くださいm(*_ _)m
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。