第20話

お前だけに愛されたかった ※
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2021/03/28 08:04
てつやがモブにレイプされた描写あり
ちゃんとりょうてつに持っていくので安心を
Rです、続きます
こーいうのも良いけど、書きすぎるのもな...

















最悪だった
道を歩いてたらいきなり囲まれて、脅されて、無理矢理ホテルに連れ込まれて、りょう以外のやつに抱かれてしまった
何人もの男のモノを嫌なのに、体が言うことを聞かなくて、勝手に欲しがってしまって、されるがまま犯された
何度止めろと叫んでも止めてはくれなかった
ナカにも散々出され、ヤり終わったあと、証拠の写真や動画を撮られ、バラされたくなければ言うこと聞けってさ...くそ
体はベトベトだし、髪は掴まれたりしてボサボサ、頬や腹は殴られた痕もあり、何より俺のナカには知らない男たちの精液がドロドロと溢れてきていて気持ち悪い
てつや「何で、こんな目にっ...」
また犯すと言われ、怖いのに従うしかないのかな?
俺はりょうとしかシたくなかったのに、りょうにだけ愛されたかったのに、抱かれたかったのにっ
てつや「ひっ、ぐ、うぁっ...」
情けなくも声を出して泣いてしまう
すると耳に携帯の着信音が聞こえた
おそるおそる手を伸ばして、画面を見ればりょうからの着信
出てはいけない、出てしまったら他の男に犯されたのがバレてしまう
そうなれば、きっと俺はりょうに捨てられる
でも俺は聞きたかった、彼の声を聞いて安心したかった
りょう『もしもし?てつや今平気?暇なら俺とご飯食べ行こうよ』
あぁ彼の声だ...
優しくて、安心する声
りょう『てつや?』
てつや「く、あっ...えっぐ、」
りょう『どうした?』
また涙が頬を伝う、ボロボロ溢れ落ちて、ギュッと布団を握りしめた
てつや「りょ、うぅ、りょうっ、」
りょう『...てつや落ち着け、ゆっくり息吸え、大丈夫だから』
ゲホゲホッと咳き込みながら、言われた通り息をゆっくり吸って心を落ち着かせる
りょう『何があった......』
てつや「っ、あ、たすげでっ、りょうっ、ごめんなざいっ、ごめんなざいっ!」
助けを求め、そして謝った
お前以外に抱かれたから、俺は汚されたんだ
りょう『てつや、今どこだ?すぐ行くから待ってろっ』
俺はしゃっくり混じりに今いる場所を伝えて、震えながらりょうを待った
てつや『捨てられる、嫌だっ、嫌だよっ』
嫌な予感や不安だけが、頭の中を過るのだ

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