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第5話

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聞くところによると…
昔はこの家に家政婦さんや使いの人がいた。
おばあちゃんが嫁いだ時のお世話役さんの孫が豆原くんらしい。


よ「おばあさまはまだ元気かしら?」
豆「はい。足が悪くて歩けないけど元気ですよ」


小さい頃、正月は毎年挨拶しにここに来ていたらしい。
もちろん私も父の実家であるここに来ていたので、その時会っていると。

でも本当に思い出せない。




景「ねぇねぇ、俺たちも豆ちゃんって呼んでいい?」
豆「あ、その方が嬉しいです」




豆ちゃん…
しっかりしてるけど、どこかふわふわしてる感じ。
やっぱり可愛いしかっこいい。




蓮「そういえばるきと汐恩に聞きたいことがあるって言ってたじゃん」
瑠「お?何?」
豆「芸能界ってどういうとこですか?」
「興味あるの?」



そう聞くと、今アイドルになるためにオーディションをたくさん受けていると教えてくれた。





しばらくしてお開きになって部屋に戻ろうとすると豆ちゃんに声をかけられた。

一緒に立派な日本庭園の小さな池の前に2人でしゃがむ。



豆「何も思い出せない?」


池に映る月が反射して豆ちゃんを照らす。


「うん、ごめんね」

豆「そっかー…覚えてないか。俺、あなたちゃんにダンス褒められたから今もずっと続けてるんだよ」

「え?」







驚いて豆ちゃんを見ると、綺麗で真っ直ぐな瞳で私を見ていた。